講義レポート

ぐっと山が身近に。自分のペースでずっと続けられる登山ライフ

「東京・日帰り登山ライフ」講義レポート 第35期生 徳田万里江さん

東京・日帰り登山ライフレポート

フィールドワーク山頂からの眺望

12人満席で開催された東京・日帰り登山ライフ35期(35回も開催されている講義すごい!)の日帰り登山ライフ。私は、何となく山が好きで、何となく低い山々を登ったことがあったのですが、きちんと学んでみようと思い参加しました。

コロナの影響で人と会う機会がめっきり減り、お初にお目にかかる人たちがたくさんということで、心なしか私も含めた受講生皆さんの探り探りの様子が否めません。
そんな中、教授の大内征さんから最初に「大人が全力で遊ぶ全5回」という説明があり、なんともいえないワクワク感で場が満たされました。
※コロナ対策はきちんとなされています。

初回では3チームに分かれて山頂でのミッションの話し合い。チームの編成方法は参加してのお楽しみです。
「山頂で楽しく何をするか」とチームでやいのやいの考えました。
私が入ったチームは、山頂でバーナーを使いフリーズドライ食品を楽しむことにしました。というか、3チーム全部が偶然にも「食」にまつわるミッション。
その後のフィールドワークである実際の登山の日程ギリギリまで、講義とは別にチーム内で連絡を取り合い準備を進めました。
ミッションについては最終回の講義の中で各チームがプレゼンテーションをします。

そして、どの山に登るかを投票!
季節に合わせて大内さんチョイスの5つの低山の説明を受け、12人が投票します。
1度目の投票では同率で2つが残り、決戦投票へ。。。緊張します。
そして決まったのが、埼玉県飯能市の天覧山〜多峯主山〜吾妻峡!

その後、初心者にはかなり濃い内容の「登山とは」を大内さんから学びます。
装備、計画の立て方、山へのマナーetc…
いちばん印象に残った言葉が「登山はイマジネーションの力が大切」。(イマジネーションの力というと某夢の国を思い出してしまう)
応用力・判断力、自分で想像して自分で考えることが重要ということ。
なんかワクワクしてきます。

フィールドワーク当日の朝は雨が降ったり止んだりでしたが、登りだしたら晴れてきた!
通り過ぎる人たちに挨拶も忘れず。
低山とはいえ、早朝に雨が降ったせいで少しぬかるんでいたり、ちょっとしたアップダウンはあるので軽く考えてはいけません。
声を掛け合い登っていきます。

 

東京・日帰り登山ライフレポート

 

東京・日帰り登山ライフレポート

途中途中で大内さんによるレクチャータイムも入り、この山のストーリーなども教えてくれます。

山頂に着くと各チームが早速ミッションに取り組みました。
プレゼン用の写真などを撮りつつ楽しめました。
下山もそこそこきつい箇所もありましたが、終わった後の清々しい感じが何とも言えません。

東京・日帰り登山ライフレポート


最終講義でのプレゼンテーションでは各チームがパワーポイントなどを使用して発表。
そして、この講義の卒業後に登るおすすめの低山を大内教授から紹介していただきました。

私たち35期のメンバーは、その後も何度も近郊の山に登りに行っていますし、数ヶ月後の登山予定まで立っています。
仲間に出会えるのも日帰り登山ライフならではだと思いました。
少しずつ歩く距離を伸ばしたり、東京近郊のみならず遠い山などにチャレンジしたりしていきたいです。

 

TEXT:「東京・日帰り登山ライフ」第35期受講生 徳田万里江さん



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