これまで学んできたことを元に
実際に都内にある代々木八幡宮へ
38期の皆さんとフィールドワークに行ってきました。
この日はタイミングもよく
「夏越の祓」の期間にあたり参拝することができました。
古くから伝わる風習には、必ず意味があります。
この風習の成り立ちや日本神話との関わり
どんな想いがあって現在へと受け継がれてきたのか?
そういったことも皆さんとお話ししつつ、
「ここにはどんな神さまが祀られている?」
「それはなぜ?」
「その時代はどんなことがあったの?」などなど
これまに学んできたことと、
事前に各自で調べてきたであろう事柄を
クイズ形式で教授の中村さんから受講生の皆さんに投げかけながら
フィールドワークが進んでいきました。
神社学で学んできたことをきっかけに、
今まで神社へ行っても意識をしてこなかったことに気づき、意識と目を向ける。
そうすることで何百年・何千年前のその土地の歴史や
人々の想いに触れることができると思います。
人によりその土地の歴史に目を向ける人、
日本の神様、神話や古代の人々の想いに目を向ける人など、着目点や触れるものは様々。
そこには正解も不正解もなく、ご自身が調べてきたこと感じたことをシェアをし、
皆さんとともに想像力豊かに楽しみながら、神社や日本神話、日本に思いを馳せる時間を過ごしました。
次回は、最終回となる「第5回 “登山から登拝へ”フィールドワーク」をレポートします。
(TEXT:神社学キュレーター 小林由紀)