講義レポート

トータル試飲数は、なんと20〜30種類

「sense of sake」講義レポート

sense of SAKEでは、日本酒がテーマなので毎回試飲をしていただきます。
基本的に3〜5種類ほどの日本酒を飲みながら体感として学んでいただいています。
裏ラベルをみると「米、米麹、水」としか書かれていない日本酒でも、生産された場所や造り手の意図が違うと全く違う味わいに仕上がります。
だからこそ好奇心が刺激され、どんどん知りたくなります。
その中で意識している回があります。
それは日本酒の香りを決める大きなポイント、「酵母」の講義。
実際私たちが吸っている空気中にもたくさんの酵母予備軍が漂っているのですが、日本酒に使われる酵母はちゃんと日本酒用に培養され、安全に使うことができる酵母の優等生たち。
その優等生たちの得意とするものを事前に知ることで購入する前に味わいの方向性がわかるようになってきます。
酵母の性格によって「青リンゴ」のような香りがしたり、「フローラル」な香りがしたり、「熟成したバナナ」のような香りがします。
同じお米を使っていてもその酵母が違うだけで全く印象の違った日本酒が誕生するのです。

実際に試飲をしていただくと面白いほど味わいが違うので毎回受講生はそれに驚いています。少しずつでも日本酒の味わいのカラクリを知ることで今飲んでいる日本酒がどんなタイプのものなのかもよくわかってきます。
ベーシックな日本酒酵母を使ったお酒を試飲していただくことで、自分の好みの香りを知ることができ、それが頭にインプットされるようになれば、酒屋で日本酒を選ぶときにちゃんと選ぶことができるようになります。

日本酒は特に「どれだけの種類をちゃんと試飲したか」という経験値がとっても大切。だからこそ、試飲する日本酒は銘柄被りなどを避け幅広い味わいを体験していただけるように試飲のバリエーションをかなり増やして毎回講義をしています。

sense of SAKE

詳細https://freedom-univ.com/lecture/sake.html/

sense of sake



関連する講義


関連するレポート