講義レポート

日本は、いつどうやってできたのだろうか?

「神社学」講義レポート

こんにちは、サポーターの須貝です。
6/18に行われた「神社学」第2回の講義をレポートします。
第2回目の講義では「神社と神話の関係性」「日ユ同祖論」について取り上げました。

■高千穂と神話
宮崎県北西部に位置する高千穂。
高千穂は、天孫降臨、天岩戸神話などの神話の舞台として知られている。
中村教授にとって高千穂は、テーマパークであり、ワクワクする場所だのこと。
日本人であれば、一度は聞いたことがある天岩戸神話と高千穂の関係性について説明。
壮大なストーリーであり、ロマンを感じる神々のエピソード盛りだくさん

■戸隠と神話
戸隠は、長野県長野市北西部に位置し、「天の岩戸」が飛来した神話の里といわれている。戸隠神社は、5社からなる約2000年におよぶ歴史ある神社。入り口から奥社までの参道は、メディアでもよく取り上げられる。


■出雲と神話
縁結びの神社として有名な出雲神社。
出雲は、国譲り神話の舞台としてもよく知られている。
また、高千穂や戸隠とも違う神話が語られている
講義のなかで説明していたのは、「スサノオ」という神様。
日本書紀では、乱暴者として全体的に悪く扱われている。
しかし、出雲では、土着の神として英雄扱いされている。
理由としては、国の成り立ちが関係しているのではないかといわれている。

■日ユ同祖論とは?
日ユ同祖論とは、日本人とユダヤ人の間に同じルーツをもつ民族がいるかもしれない、といわれている説。日本は、いつからできたのかわからないことだらけで、隠されている。
それが、前回の講義でも話した日本人のアイデンティティの欠如につながっているのでは
ないだろうかと中村教授。天皇家誕生の謎、世界史を俯瞰して、日本人とユダヤ人、中国、朝鮮などの関連性について説明。特に興味深かったのは、日本語とアラム語が500語以上、発音や意味が似ていること。
日本人であるのに、いかに日本の起源や神話について知らないか実感させられる講義でした。また、受講生の方々は、講義が進んでいくに従って、神社がますます好きになっているように感じました。講義だけでは話が尽きず、1階のカフェで神社について皆さん語り合っていました。
次回、3回目と4回目の講義ではオリジナル御朱印帳を制作します




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