
「アルムナイ(alumni)」という言葉はご存じですか。
本来は「学校の卒業生」を意味する英語で、慶応義塾の「三田会」なんかは有名ですね。
最近は、企業の退職者コミュニティをそう呼ぶことが増えてきました。
退職者の集まりというと、「定年退職後の人生を楽しむため、元の同僚たちと集まり、俳句の会やハイキングに出かけ、昔話に花を咲かせる」会をイメージするかもしれません。
今は、他の会社や業界で活躍している現役ビジネスパーソンがコミュニティをつくるようになり、このような集まりを、昔ながらのシニアの集まりと区別するために、「アルムナイ」と呼ぶことが増えているのです。
実は、私もその走りで、ソニーの有志アルムナイをコロナ禍の2020年に立ち上げました。
「色々な分野で活躍するソニーグループの出身者を集めたら面白そう」
そんなノリで旗印を挙げたところ、自然と人が集まってくれ、5年で1400人規模まで成長しました。
メンバーはプレイステーションの開発責任者、大手芸能事務所の代表、LINEの元社長のような方々もいれば、花火師、ペンション経営者、医師になった人など、実に多士済済。
「有志」とあるように、完全なボランティアではあるものの、最近はこのような有志の集まりの中から仕事を頼む・頼まれるなど、実際の仕事やキャリアに繋がるマッチングも増えています。
年明けも、ヤフーのアルムナイ・コミュニティと、ビジネス共創を意図したイベントを実施し、多くの方から「楽しかった、またやってほしい」という感謝の声を頂きました。
場をつくる、ということには、そのような面白さややりがいがあります。
私は、多くの人がそのような「自分の作りたい場づくり」を出来るようになってもらいたいと思って、場づくりの「布教」をしています。
よろしければぜひ、場づくりの一歩を一緒に踏み出しませんか。
TEXT: 自由大学「場の主催学」教授 高橋龍征(ソニー有志アルムナイ 発起人)
