講義レポート

最終回は力を集結してイベント主催。その全貌やいかに?

「場の主催学」 第4期講義レポート

自由大学 社内起業学

先日終えた「場の主催学」第4期は、実際に全員で場づくり(イベント)を開催しました。企画から会場選び、広報、当日のファシリテーションまで全過程をこなしたわけで、みんなのやり切った笑顔が印象的でした。

自由大学 場の主催学

気になる当日の様子を、少しレポートしますね。

「妄想読書会」
「ブラインドトーク」

聞いただけで、何となく想像できるけど、何だか気になりませんか。これは、受講生の各チームが企画したイベントの名前です。

妄想読書会とは、誰もが知っているけれど、案外読んでない、あるいは、大昔に読んだけど内容を忘れてしまった本を、さも読んだかのようにして、あらすじや感想を言い合うワークショップです。

今回は『吾輩は猫である』を題材にしました。もちろん、正解を当てるものではないので、珍妙な恋愛ものになっていたり、SFになっていたり、それぞれの参加者が、突拍子もない発想で、新しい「猫」の話を考えてくれて、笑いが絶えないワークとなりました。

自由大学 場の主催学

「ブラインドトーク」は、目隠しをしながら、初対面の人と、視覚情報ゼロの状態で、いろいろ話をして、自身のコミュニケーションを振り返るワークです。改めてやってみると、自分が思っていた以上に、人の見た目に影響されていることに気づく、こちらはこちらで、学びの深いワークです。これらは全て、第1回では初対面の受講生同士が、全くゼロからアイデアをひねり出したものです。

自由大学 社内起業学

講義は5回×2時間しかありませんが、自主的にZoomなどで話し合いをして、アイデアを揉んで肉付けし、人を巻き込んで、形にしていきました。それぞれ20分ほどの短いワークですが、やってみるとなかなか大変です。とはいえ、本番は文化祭のように楽しく、やり切った充実感もあります。

場の主催学

「場の主催学」では、初心者でも、このようなコミュニティづくりの一歩となるイベントを、ゼロからつくれるよう、講義プログラムを設計しています。初めての人でも大丈夫です。経験者でも、完璧なイベントやコミュニティはなかなか存在せず。「集まりが悪い」「継続が難しい」など何かしらの課題があるのではないでしょうか。この講義で学び、さらに良い場にアップデートしていきましょう。

 

場の主催学」詳細、お申込はこちら

https://freedom-univ.com/lecture/organize.html/

 

TEXT:高橋龍征場の主催学 教授)
写真:自由大学運営



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