・キャリアや人生に活かせる「つながり」をつくりたい
・自分でも何か魅力的なコミュニティを主催していきたい
・立ち上げたいコミュニティのイメージはあるが、具体的にどうすればいいか分からない
・毎回満席になるイベントを継続していきたい
・すでに場を主催しているが、改善が必要だ
キャリアや人生の幅を広げる、コミュニティをつくろう
人生100年時代を唱えた『ライフシフト』では、多様な人との緩やかなつながりが、キャリアのシフトを後押しするとしています。実際、様々なコミュニティを通じたご縁から、プロボノや複業など自分のシゴトをつくり出した人も少なくありません。
ビジネスにおいても、経営トップがコミュニティ・マーケティングのような、ユーザーとの継続的なつながりを戦略の柱とするなど、仕事においてもコミュニティの知見が求められる場面が増えています。
つながりをつくるスキルは「20年で今の仕事の半分がなくなる」変化の時代を生き抜くカギとなります。
つながりづくりに有効なのが「場を主催する」こと。
主催者は、何を誰とやるか自分で決められます。自分のためにも参加者のためにもなる場をデザインすれば、新しい仲間ができ、感謝もされながらご縁が広がります。
「場の主催学」では、誰もがコミュニティづくりの一歩をふみ出せるよう、最もハードルが高いが、得るものも大きい「最初のイベント」を一緒に試行します。
教授は、ソニーやサムスンでの事業開発を経て、16年以上複数コミュニティの運営に携わり、1,000以上のイベントやセミナーを形にしてきた場づくりの実践家。
エンジニア出身イベントディレクターのキュレーターと共に、誰でもできるように方法論化した実践知を、ワークやディスカッションも交え、分かりやすく伝えます。
受講生3〜4人でチームを組み、全5回の講義を通して試行イベントを企画・準備。最終日は各チームの企画を実施することで、学んだ知見を「できること」にします。
腰が重くなりがちな最初の一歩ふみ出すコツは「小さく試す」こと。
対象を絞り、最小限のコンテンツで、一人で回せるくらいシンプルな運営にすれば、手早く気軽に始められます。無理に人数を集める必要がなければ、集客の心配もなくなります。試しにやってみれば、参加者のニーズや自分のやりたいことも明確になり、次につながります。
テーマは自分の興味があることでOK。好きなことを、気の合う人と気軽にやることが、長く続けるコツです。継続は力なりで、改善を重ねればどんどん運営がラクになり、人が人を呼び、手伝う仲間も増えて、自ずと勢いがでてきます。
いま満席が続くイベントや活発なコミュニティも、はじめは小さな試行を重ねて、そこに至っているのです。
「場の主催学」は受講生が共につくる学びの場です。
チームで企画をつくるので初心者でも学びを得られますし、対話やワークも多いので経験者の問いにもお答えします。異なるバックグラウンドの人々が共に学ぶことで、互いから気づきを得られます。
文化祭のように皆で楽しみながら企画をつくり上げるプロセスを通して、クラスがコミュニティとなるさまも体感できるでしょう。
講義を通じて一歩ふみ出した後は、自分の場づくりのスタートです。
同じゴールに向け、同じことを共に学んだ修了生のコミュニティも活用できます。実践を発信すれば自身の張り合いになるだけでなく、互いの刺激にもなります。壁打ちやコラボの相手を探してもいいでしょう。仲間が自走の支えとなります。
教授もキュレーターも、皆さんがコミュニティをつくり、キャリアや人生の幅を広げるあと押しをしたいと考えています。ぜひご一緒しましょう!
現代アートギャラリーで実施したアートの会
16年前、行きつけの寿司屋でたまたま隣り合わせた人と意気投合してご近所会を始め、ご縁の連鎖から面白がるままに次々と企画を形にしていたら、思いがけず独立して「学びづくり・場づくり」という”天職”にもたどり着きました。
そんな機会をもたらしてくれた「コミュニティ」を誰もがつくれるようにしたいと立ち上げたのが、この講義です。
何か形にしたいという想いさえあれば、具体的な一歩をふみ出せるよう、様々な工夫をしておりますので、まだやりたいことが明確ではない人も気おくれせず来てください。
幹事なんて進んで引き受けたことがない、という人でも大丈夫。意外かもしれませんが、コミュニティマネージャーは内向的な人が多い印象です(私自身、そちら側です)。知らない人がいる場に行く不安な気持ちを汲めるからでしょう。
講義では、たくさんの問いを投げかけ対話を重ねるので、頭に汗はかきますが、刺激に満ちた学びになると思います。
皆さんが自らのキャリアや人生を愉快にシフトさせるお役に立てれば幸いです。
・問いでつながるコミュニティ「議論メシ」主宰 黒田 悠介さん
・人生を楽しみきるパラレルワーカー 中村 友香さん
・100人カイギ founder 高嶋 大介さん
・一般社団法人母親アップデート 代表理事 なつみっくすさん
・「朝渋」代表 5時こーじさん
・RYOZAN PARK オーナー 竹沢 徳剛さん
・コミュニティストラテジスト/LunchTrip共同代表 松澤ダンフォード 亜美さん
よくある質問集はこちら 受講を検討している方はご覧ください。
(第4期募集開始2023.3.27)
・キャリアや人生に活かせる「つながり」をつくりたい
・自分でも何か魅力的なコミュニティを主催していきたい
・立ち上げたいコミュニティのイメージはあるが、具体的にどうすればいいか分からない
・毎回満席になるイベントを継続していきたい
・すでに場を主催しているが、改善が必要だ
・まずはやってみること!でやってみた交流会では想定外の良い反応があり、とても嬉しかったです。続けていきます。
・一番強く残ったのは「やってみる(実践する)」ことの重要性。もちろんそのうえでやるまでの準備の仕方や考え方も参考になりました。
・高橋教授からフィードバックを浴びるほどいただきました。言葉の一つ一つをきちんと掘り下げ、わかりやすく伝える方法を学びました。課題は多く、重く、あっという間でしたが、やり遂げた今は達成感でいっぱいです。ありがとうございました。
・原動力の熱量が上がったことで、行動にも移しやすくなりました。これも皆さんが否定せずに話を聞いてくださって、高橋教授が根気よく問いや手段を与え続けてくださったお陰だと感謝しています。
・教授のコメントや、それぞれの場を作る上で、お互いに連絡を取り合い、相互理解と自己理解が深まった気がします。
・お金を払ってでもやりたいことが仕事、という言葉はとても印象的で、自分の行動を選択するときの基準にしたいと思いました。
第1回
コミュニティの立ち上げや、そのための試行イベント企画に必要な基礎知識をレクチャーします。
・コミュニティの基本要素 〜旗、軸、仕組み
・自身の目的と参加者への提供価値を整合させる
・コミュニティ立ち上げのステップとイベントの関係
・イベントの基本要素
・前提の決定:目的とゴール、時間軸、対象、規模、運営方針
・己を知る:好きと得意をふり返る
・3つのコツ:始める、立ち上げる、続ける
・4つの「崩壊パターン」
・ワーク:自分のつくりたいコミュニティの素案をつくる
ホームワーク)
・自分のやりたいコミュニティ立ち上げを目的とした、イベントの基本要素を言葉にしてみる
第2回
イベントの企画案を、フレームワークに基づいて具体化します。また、この回で企画を一緒につくるチームを決めます。
・ワーク:個人の企画案への相互フィードバック
・案内文の目的と基本要素
・試行段階における集客のポイント
・ワーク:お互いの関心などを元に、チームメンバーを選ぶ
ホームワーク)
・チーム企画の素案をつくる
第3回
チームの企画をフレームワークに基づき具体化します。また、この回はゲストを招き、新しい視点や知見も学びます。
・ロジ(準備、運営、当日進行、管理など)のポイント
・ワーク:チームのアイデアをブラッシュアップする
・ゲストトーク:コミュニティの実践家に話を聞き、質問に答えて頂きます
ホームワーク)
・チーム企画の案内文をつくる
・ロジの素案をつくる
第4回
案内文をブラッシュアップするとともに、実施に向けた準備や当日進行なども詰めていきます。また、イベントをやって終わりにしない、成果につなげる事後対応についてもレクチャーします。
・会場を下見してロジの精度を上げる
・成果につなげるための改善とフォローアップ
・ワーク:案内文をブラッシュアップする
・企画実行に向けた疑問点を解消するディスカッション
※この後の3週間で準備や集客を進めます
ホームワーク)
・各人のつくりたいコミュニティの素案(ブラッシュアップ版)
・その実現に向けたファーストステップ案
第5回
講義時間の中で、渋谷の会場で、各チームで企画したイベントを実施します。1チーム45分の簡単なものです。また、この回では修了後の、自身のコミュニティ立ち上げに向けたネクストアクションも発表します。