実践型・創業プログラム「Sprout 」への参加を検討している方からいただく質問を、ここにまとめていきます。
さらに気になることがありましたら、お気軽に自由大学運営までお尋ねください。
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FAQ|よくある質問
Q:どんな分野・テーマで起業したい人が対象ですか? 業種やジャンルの制限はありますか?
A:ジャンルや業種の縛りは一切ありません。起業を現実的な選択肢として捉えている方であれば、どんなテーマでも歓迎します。
前提が常に更新される現代では、ジャンルにとらわれない発想こそが、必要とされています。
Sprout に集まるのは、アートやデザイン、食や農、教育、福祉、街づくり、ライフスタイルなど、多彩なフィールドでビジネスをかたちにしたい人たちです。ジャンルを限定するよりも、分野を超えた対話からこそ新しい発想や協力、共創が生まれることを重視しました。同業だけでなく、異なる世界の人と出会いたい人にこそ向いているプログラムです。
Q:複業レベルの小さな事業でも参加できますか?それとも、スタートアップのような本格的な起業が前提ですか?
A:事業の規模ではなく、動き出そうとする意思と行動の素早さを歓迎します。
新しい商売、ビジネス、事業を起こすこと。それさえ担保されていれば形は何でもかまいません。複業、独立、開業、ベンチャー、事業承継、NPOなど、何でもOKです。
Sprout には、「好きなことを等身大で形にして暮らしたい個人事業主」から、「社会に大きなインパクトを生みたい起業家」を目指す人まで、集まります。重要なのは、どれだけ大きくしたいかではなく、自分の関心やひらめきを、実際に行動に移そうとする姿勢。まだビジョンが明確でなくてもかまいません。ちょっとした「思いつき」や「こんなことできたらいいな」から、大きな事業が芽吹くこともあります。
Sproutは、問いを深めながらも、立ち止まらず、まず一歩踏み出せる場。初期衝動も、熟考の末の挑戦も、同じように歓迎します。
Q:成果物は何になりますか? 最終的に何を目指すプログラムですか?
A:完成された商品やサービスでなくてかまいません。
Sprout で目指すのは、実現したい商品やサービスを社会に差し出すための事業の原型をつくることです。
たとえば
・価値を届ける最初の小さなアクション(商品やサービスのプロトタイプづくり、イベントやクラファンの実施)
・他者を巻き込むための、自分の強みや活動を言語化したプロフィールやブランドコンセプトの策定
・「事業としていけそう」という実感を得るまでの対話やリサーチ、検証
などが、ゴールになります。もし全員が完成形まで行きつかなくても、「カタチにする手応え」が得られる地点まではいきたいです。
Q:年齢の差がありそうで、自分だけ浮かないか不安です。
A:年齢もキャリアも多様。だから価値があります。
Sprout には、20代〜50代以上まで、人生のさまざまなタイミングで新しいことに挑む人が集まります。共通しているのは、「自分の人生に責任を持ちたい」「好奇心をカタチにしたい」という意志だけ。世代や経験の違いが、刺激であり財産となるでしょう。
Q:教授たちはどこまで伴走してくれますか?
A:メンターは指導者ではなく、伴走者として関わります。
毎回の講義では、対話とフィードバックを通じて、あなたの思いやアイデアを磨きます。 また、希望者には1on1のサポート機会も設ける予定です。「決めつけないけれど、導いてくれる」そんな関係性を大切にしています。
Q:プログラム後も、つながりはありますか?
A:はい、Sprout は一過性のワークショップではありません。
終了後も、仲間との交流や情報交換が続くよう、オンライングループは継続します。また、希望者には、その後の広報・販売などの支援や紹介も検討中です。自分の芽をじっくり育てるための「土壌」として、Sprout!をフル活用してください。
Q:他の参加者のレベルについていけるか不安です
A:準備が整っていなくても、覚悟があれば大丈夫です
「まだ商品やサービスのイメージが見えなくて、参加していいのか迷っています」という人もいるでしょう。Sprout! に必要なのは、混沌の中でも動く決断力があること。それだけです。
プロトタイプも、ビジネスモデルも、講義期間中に一緒に考えていきます。最初から完成している必要はありません。未完成だからこそ対話が生まれ、可能性がひらけます。完璧な準備を求めると、いつまでも動けなくなります。
もちろん参加者の経験レベルも一律ではありません。年齢も背景も、目指すゴールもさまざま。だからこそ、他人との比較ではなく「自分なりの一歩」を大切にする場になっています。自分だけが遅れている、なんてことはありません。一人ひとりのペースを尊重しながら、進めていく設計です。
自由大学からのメッセージ:自分の手で耕したい人へ
Sprout に集まるのは、それぞれの人生から生まれた「やりたいことの種」と、それを丁寧に耕そうとする仲間たちです。
先の見えない混沌をまるごと受け入れ、試行錯誤しながら、自分の道をつくっていく。
ここでは、誰かに許可をもらう必要はありません。
あなた自身の問いと仮説を、まず差し出してみてください。
それが、すべてのはじまりです。
そして仲間となら、ひとりでは辿り着けない景色に、きっと出会える。
視点が交差し、新しい発想が芽吹いていくこの場所で、思いを、事業というかたちに変えていきましょう。