講義レポート

講義への想い「小さな教室をひらく」

「小さな教室をひらく」講義レポート

こんにちは、小さな教室をひらく 講義キュレーターの花村えみです!今回は2015年リニューアルスタートさせたこの講義への想いを書いてみようと思います。

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何のために在るのか

世の中の ”拡大・フランチャイズ化・縦割りの組織化・大量生産 大量消費” といった流れと一線を画した働き方をもっと創りたいと思い 講義を再スタートさせました。講義の名前には”小さな”という言葉が入っています。私自身、企業の中で働いて「本来の存在意義ではない事のための仕事に追われる」ことで心身を磨耗させていると感じる事が多くありました。何のための仕事をしているのか?を自分にさえも説明できない状態は健全とはいえません。だからこそ、存在意義に活動が直結できる仕事のサイズについてこだわりたいと思うようになりました。

Small is Cool

小さいことは拡大を目指す前段階ということではありません。組織化やオートメーション化されていないからアナログではあったとしても、アマチュアではないのです。大きいことや大企業が運営するものが全ていい、という価値観はすでに過去のものではないでしょうか。小さいからこそ出来る事があると思います。自分の想いを十分に行き届かせる事、時代に合わせて小回りをきかせられる事はとても重要なことです。小さいことはCoolなことだと思っています。

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何を考えるべきか

一度教室をひらいた人も受講する講義なので「自分の教室に人が来てくれるようにするにはどうすればいいのか」という悩みを抱えて受講するメンバーが毎期います。誰かが教えてくれればいいという問題ではなく、そここそ知恵の絞りどころですよね。

お店とは違い、教室とは目には見えない物を売らなければいけません。講義で廣瀬祐子教授は「満足を売る」という言葉を使いますが、受講生の満足度を上げる努力をし、その仕組みをつくっていく必要があります。受講生が何を求めているかを、受講生の目線、時に受講生の友達や家族の目線にもなって考えていくことが鍵になっていきます。

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Edit:キュレーター 花村えみ



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