それ教えてほしい!と誰かに言われたことがありませんか。好奇心に火がついて好きなことをどんどん探求していったらいつの間にか結構詳しくなっていた。それならさらに掘り下げて教室をひらいてみるのはどうでしょう。
得意なことがあっても一歩を踏み出せていない、という人に必要なのは、電卓ではなく、熱量をもって教室の個性を磨いていくことです。講義ではさらに、もう少し踏み込んで持続させるためのお金と仕組みも学んでいきましょう。
混迷の時代だからこそ、大切なことを優先する働き方をする
リモートで仕事をするようになり家で過ごす時間が増えると、 家族との触れ合いや、直接誰かから感謝される喜びなど、生活の中で大切にしたいことがはっきりしてきた、という人も多いのではないでしょうか。自分にとって大切なことを両立していくために、たまらなく好きなことを仕事にし、社会と繋がる喜びを持つ、そんな働き方が改めて求められています。その選択肢の一つが自分の想いが詰まった小さな教室をひらくことです。
なぜ今「小さな」教室なのか
小さな教室は、大手やフランチャイズには真似ができない、薄まる事のないあなたのその物への思いと、どうしてもやりたいという意志でできています。顔の見える相手から感謝される喜びが、運営する更なる熱量となってくれるはずです。
また、もう少し経験をしてからではなく、今の自分に合ったサイズで始めてみることも大切です。具体的に動き出すために、自分の想いを十分に行き届かせる丁寧な教室作りにこだわってみましょう。
講義で学べること
1. 持続する教室のしくみ
実は長く続いている教室には、持続する教室づくりのポイントがちゃんとあります。
陥りやすい課題への考え方はぜひ知って走り出してもらいたいと思います。
2. 開催場所がオンラインに変わっても変わらない本質
小さな教室をオンライン上で開催されることが求められ始めています。オンライン化の価値を探り、様々な切り口を考える必要があります。とはいえ、対面レッスン・オンラインどちらの方法で開催するにしても取り組むポイントは結局同じです。この講義で大切にしている部分は、オンラインテクニックではなく、対面レッスンでもオンラインでも今もこれからも変わらない教室づくりについてです。
講義の特徴
1.あなたの体験と思いを軸に展開を考える
習得してきた技術や知識を特別な事として考えるのではなく、あなたが開催したいと思った想い、人生経験が、小さな教室の個性を作る上で重要になります。どんな教室かの編集が進むと、オリジナル講義を作ることができます。これが他の教室との差別化になります。講義が「経験の棚卸し、プロフィールづくり、教室のコンセプトづくり、講義内容/仕組み作り」と進む理由はそこにあります。
2.既成概念を疑ってみる
習得してきたことをあなたの視点で編集し、来てもらいたい受講生を想定しながら講座を作ることが大切です。「展開方法は本当にその方法だけでしょうか?」教授キュレーターがポイントごとに問いかけ、視点を変えてみることを促していきます。
・例えば、ワークショップに集まる人数が少ない場合、マンツーマンや少人数ワークショップとして開催するという発想に切り替え、いかにリピートしてもらえるかを考えてみましょう。多くの人が取り組んでいることをやるより、自分の方法を見つけていくことが肝心です。
3.「こんなやり方はどうだろう?」提案をする、提案を受ける
技術の活かし方や教室の展開方法は一人で考えるのではなく、違う経験からの情報・同じ志を持った受講仲間、教授、キュレーターの思考を借りることで堂々巡りから抜け出すことができます。また、仲間の提案を出していくうちに、自分の状況を俯瞰して見ることができるようになり、思わぬ打開策を思いつくことがあります。講義を通じて受講仲間への提案を大切にします。
実績・卒業後のカタチ。小さな教室開催例
現在、多くの卒業生がそれぞれのスタイルで教室を主宰しています。
はるあんさん(JK × YouTubeチャンネル登録者数80万人/料理好きの集い)
国分さん(書家活動・商品ラベル文字プロダクト制作/ 「部屋に飾れる作品づくり」教室)
豊永さん(管理栄養士/「女性のための整う食事」全講座オンライン開催)
松浦さん(グリーンスムージーオフィシャルインストラクター /「グリーンスムージー×地域野菜」講座 )
大野さん(住み開き/ 国産杉の床敷きワークショップ開催)
宮里さん(幼稚園教諭 /「しめ縄×日本の伝統を学ぶ」ワークショップ)
及部さん(臨床美術士/「子供療育施設でのアートワーク」「高齢者施設でのアートセラピー」)
教授、廣瀬祐子さんからのメッセージ
「自分を活かす生き方・働き方をつくってみよう」
ライフステージの変化によって損なわれるキャリアや、心身ともに摩耗するだけの働き方ではなく、あなたの好きや得意に対するエネルギーと経験や歳を重ねる喜びを実感する働き方を持つ、それが小さな教室をひらくという選択肢です。
講義に集まる皆さんは、教室をひらくための技術や知識をすでに持っているでしょう。そこに「自分だからできる何か」をプラスさせ、見切り発車的に好きと得意でとことん動いてみましょう。好きで仕方がないことなら少しぐらいの苦労は乗り越えられる!あなたの好きの力を信じています。それでも、初めからうまく軌道に乗る人は少なく、何度も同じような失敗を繰り返すことで知恵がつき視界が広がり、その度に一段ずつ 階段を上がることができるのです。
講義には声をかけて励ましてくれる仲間やアドバイスをくれる先輩がいます。出来ないから多くの人が助けてくれるのです。そして是非、受講中から“自分が誰かの役に立つ番”にもなっていただきたい。小さな教室をひらくでお会いできるのを楽しみにしています。
<対談インタビュー>
国分佳代さん(書家活動・商品ラベル文字プロダクト制作 × 部屋に飾れる作品づくり)
<メディア掲載>
『PRESIDENT WOMAN』自分の棚卸しから始まる好きを生かして教室をひらく
『ラジオ日本・アナタの隣の働く女神』得意なことで仕事をつくる
(第16期募集開始日:2020年12月29日)