講義レポート

これぞ私らしい教室!自分の軸を磨いた試行錯誤

小さな教室をひらく 第14期卒業生講義レポート

 

打開策を求めていた時に出会った講義

好きで夢中になって学んだ漢方と、薬膳の知識を活かしたくて始めたブログをきっかけに、数回のセミナーの開催やSNSの発信を開始して3年ほど経ちました。
これを今後どのようにして発展させていけばいいのか、SNSでつながっている友だちにリアルな場所で漢方、薬膳について共有したいけれど、どうしたら良いのか、そういったことを悶々と考えていたとき、偶然「小さな教室をひらく」の講義を見つけました。

5回の講義、パッと聞くと短いと思う人もいるかもしれません。
しかし、すべての時間が濃厚で、経験や感情の記憶を辿り、たくさんの議論を重ねて、脳がぐったりする(もちろんいい意味で!)ほど、貴重な時間でした。

 

「なぜ」を問い続ける重要性

講義を受けて、私がこれまでよりも深く考えるようになったことは

「なぜ、●●なのか」という視点です。

なぜ、薬膳なのか。

なぜ、ターゲットはそのような人なのか。

なぜ、こういった場で、そういうレッスンをしたいのか。

そして なぜ“わたし”が教室を開きたいのか。

 

世の中には、食べるのが好きで、カラダに良いことが好きで、薬膳を学ぶ人はがとても多いです。そして、そこから教室を開きたいという路線へ発展していくことも多いはずです。そんな中でなぜ “わたしの教室”で学ぶことを受講生が選ぶのか?

それらの答えを導くのは、決して簡単ではなく、なかなか苦しい時間でした。

教授、キュレータそして、学びの仲間たちとの活きたディスカッションにより、苦しみながらも、趣味が勉強と探求の自分、今後も調べ続けて進み続ける教室のあり方、が見えてきました。

今まで私が描いていた教室は、どうしても誰かがすでに開いている”既存の教室”がベースでした。講義でいろんな方向から磨きあげた結果、既存の教室にはとらわれることのない教室ができました。

これぞ、私らしい教室だなと納得できるものになりました。
同じく、薬膳レッスンの内容もほかの誰のものとも違うものになり、私が一緒に薬膳を学びたいという方が選んでくれるレッスンが出来上がったように思います。

 

講義では自分の情報をどんどん出していく

5回の講義でここまで進むことができたのは、受講生同士がお互いを開示し、それぞれのオリジナリティを引き出していった結果だと思っています。この講義の中で重要な事は、自分を出していかなくては、十分な講義を受けた結果は得られないと思います。


「小さな教室をひらく」の教授とキュレーターの信頼関係の大きさと、同じ悩みや夢を持つ学びの仲間たちがいたからこそ、リラックスした空気感でディスカッションしながら、学びを進めることができました。

趣味が勉強の自分。今後も調べ続けて、学び続けて行くことになりそうです。
その中で提供するレッスンの中身も濃く、変化に富んだものに成長していくことでしょう。講義で自分自身の本質や価値観を掘り下げて、軸を作り上げることができたと感じています。

 

Y.Nさん(第14期卒業生)



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