こんにちは、夏休み満喫されていますか?シリーズでお届けしているサマーキャンプin仙台のレポート第7弾。前回に引続き仙台出身の大内征さんからの地元レポートです。
キャンプin仙台スタッフの大内征です。今回のレポートでは、自由大学・若林キャンパスからほど近い、深沼海岸をご紹介します。
深沼海岸は、仙台市中心部からでも車で30分ほどの場所にあります。気軽に来ることのできるビーチということもあり、夏は海水浴で賑わう、仙台市民の憩いの海。
その海を、防波堤に立ちすくみつつ、しばらく眺めていた参加者たち。それぞれ何かしら思うことがあったのでしょう。
ぼくも高校生のころによくここを訪れ、友人と泳いでいたことを思い出しました。しかし、そうした思い出の場所は流されてしまい、元の景観を思い出すことも難しい状況です。
防波堤の手すりは折れ曲がり、砂浜にはまだまだ瓦礫が散乱しています。こうした瓦礫の中には、海から打ち上げられたものもあるのでしょう。
参加者はみな口を開かず、思い思いに、そして静かに過ごしていたことが印象的でした。
ちなみに、この深沼海岸は、初日の出の名所でもあります。元日の早朝に多くの仙台市民がやってきて、寒い中で肩を寄せ合いながら、太平洋の彼方から昇る太陽を見るのです。
個人的にも何度も初日を拝みに訪れたこの深沼の海に、また仲間たちと初日を見に来ることができることを、切に願うばかりです。