今だからこそ、東北とどう向き合うかを考え、一歩踏み出す
震災をきっかけに生き方・働き方を変えた人たちに触れ、自分の道を考える
東日本大震災から3年半。時間の経過とともに関心の薄れが露わになる中で、ちょっと緊張が解けつつあるこのタイミングだからこそ東北について“知りたい”という人が増えています。東北が故郷なのに何もできなかったという人はもちろん、東北をきっかけに自分の人生を見つめ直す人、東北以外の地域課題に取り組むヒントを得たいという人、いまだ心に滞る「モヤモヤ」を晴らしたいという人。東北復興学では、そうした「東北」と「震災」をヒントに自分の生き方・働き方を作ろうとしている人を対象に、この講義ならではの“体験”と“繋がり”をクリエイトしていきます。被災地における地域との関わり合いと、在野で地道に(しかし継続的に)活動する人との触れ合いの場。震災後の東北の“今”を感じ取り、これから自分の在り方について集中して考える絶好の機会です。
先行く人に学び、今の東北を見聞する。自らの「考動」がモヤモヤを晴らす
東北との関係性は人それぞれです。出身地も世代も仕事も、もちろん抱える課題も多様なメンバーが集まり、それぞれの思いと考えを共有する貴重な時間。“モヤモヤ”を晴らすために、この講義ならではの着眼点で事例を紹介し、ゲストを招いてトークセッションを行います。人と繋がり、その人を通して知る東北。自分で考えて、動いてみる人生。自宅で“モヤモヤ”していた頃とはまったく異なる世界に、きっと繋がり始めるでしょう。
実体験は強い。仲間たちと現地フィールドワークに飛び出そう
この講義は、「震災とは」「政府や行政の対応」「支援の是非」といったことの議論の場ではなく、復興活動やボランティアの専門家を育てる場でもありません。気持ちを整理したい、東北をきっかけに自分のスタンスを見出したいなど、自ら考え変わろうとする人を対象に、前向きで具体的な一歩を踏み出すことを目標にしています。
そのために、仲間とともに東北を訪れる現地フィールドワークを実施。実際に東北を訪れて肌感覚で何かを感じ取るということも、この講義ならでは。震災以降、自由大学のプロジェクトとして続けている「キャンプ in 仙台」の舞台・仙台荒浜をはじめ、毎回期ごとにエリア&テーマを設定しています。
これまでのゲスト
(第9期募集開始日:2015年2月9日)
第1回
第2回
第3回
※現地集合解散、1泊2日で実施予定です。※現地までの交通費・宿泊費等は別途実費となります。
ゲスト:松田博英氏
河北新報社報道部副部長(震災取材班統括キャップ)。1967年生まれ、秋田県秋田市出身。
第4回
第5回