3日間の特別プログラムです
3日間の特別プログラムです
ボランティアとは異なる被災地体験と地域フィールドワーク、最後の3日間。
2011年7月の初キャンプから5年目となるキャンプin仙台ですが、荒浜を拠点としたキャンプスタイルは、この2015年をもって終了します。これまでたくさんの参加者がこの地の土を踏み、リピーターも大勢参加してきました。楽しみながらも、実際の被災地の様子を知る術として、その方法を確立してきたこのキャンプを体験できるチャンスは、今回がファイナルです。
10月キャンプでは、いまこのタイミングで東北を知ろうと集まった参加者とともに、あらためて仙台市周辺をフィールドワーク。そして、最近流行の都市型デイキャンプや屋外フェス、そして震災時にも役立つアウトドアレクチャー&BBQ、自由大学の人気講義「自由になる旅学」教授のSUGEEによるライブなどなど、現在まさに現地調整中。少人数で密度の高い体験が、あなたを待っています。
宮城県をはじめ東北各地からゲストがやってくる、キャンプin仙台の拠点「HEARTQUAKE HOUSE」。いまでは地元仙台の方がふらっと立ち寄ったりすることも珍しくありません。こうした予期せぬ出会いや参加者同士の触れ合いは、参加しなければ得られないこと。最後となる今回のキャンプでも「楽しみながら」交流と体験を積み重ね、被災地の今を知るための機会をクリエイトします。
これまでキャンプに参加した皆さんに、是非またこの荒浜という地に足を運んでいただけたら、これほど嬉しいことはありません。そして、まだ被災地に行ったことがないという人も、ボランティアや支援活動とは異なる関わり方で、この荒浜に来て、地域そのものを体験していただける機会となれば嬉しく思います。
すべてが用意されている宿泊施設ではなく、自分たちが寝泊まりする場を自分たちで整えるという、DIY精神で取り組む体験は、たとえば今後の震災の時に役立つかもしれません。そして、この荒浜という地に残る災害の爪痕を、現地の変化を、自分の目で確かめ、肌で感じてみてください。
「キャンプin仙台」の取り組みは、自由大学の卒業生を中心にスタートしました。震災直後に立ち上げた「復興クラブ」として、継続的に仙台荒浜を訪れ、被災地における交流と体験の場を作ってきました。
2011年7月のスタート以来、延べ200名をゆうに超える参加者が仙台荒浜の地を訪れています。その多くが20代~30代の男女およそ半々。これを機に初めて自由大学に関わる人も多く、津波をかぶった畑にテントを張って寝食を共にし、災害復旧のお手伝いをし、農業を体験し、宮城・仙台で暮らすたくさんの人から震災や仕事のお話を聞き、被災地という空間の中で本来的な人間の営みについて触れ、考えてきました。
一方で、東京では、これからの生き方・働き方などについて語り合う場として、また、これを機会に東北そして自分の故郷との向き合い方を考える場として、2012年より「東北復興学」がスタート。継続的に「東北」をテーマに考え、話ができる仲間が集まってくる講義となっています。人生は、出会い、体験、そして考動。東京そして仙台で踏み出す一歩を応援します。
プログラム内容
(第19期募集開始日:2015年9月29日)
1日目
3日間の特別プログラムです
2日目
3日間の特別プログラムです
3日目
3日間の特別プログラムです