講義レポート

自分の仕事・結婚・育児の予想を立ててみる

「生き方デザイン学」講義レポート

こんにちは。「生き方デザイン学」キュレーターの小柴美保です。生き方デザイン学第2クールが3月3日ひな祭りの日にスタートして、第2回目までが終了しました。今回は平日夜ではなく土曜日の朝です。週末を寝坊から始まるのではなく、爽やかにスタートできる、そのような講義を目指しています。
この講義のテーマは「可能性を広げて自由になる」こと。こうじゃなきゃだめだ、というしがらみをちょっととってみましょう、というものです。今回も無事満員御礼でのスタート、そして全員女性。といっても、大学生や彼氏募集中、新婚、妊婦さんなどなどバラエティーにとんだ皆さんです。そしてなんといっても、第1クール同様とても皆さん前向きなのです。キュレーターとしてはほっとすると同時にこの講義の幕開けに毎回ワクワクしています。

第1回では教授の堀江さんの今の仕事に至った熱い思いから始まり、皆さんが自己紹介。一体ここからどのようなコミュニケーションが生まれていくのか、5回を終えて皆さんがどのようなマインドになっているのかとても楽しみです。
そして、第2回は第1回の宿題「自分の仕事•結婚•育児の予想を立ててみる」の発表からのスタート。それぞれがそれぞれの生き方を誠実に考えてきたことを発表していることを聞くことは非常に考えることが多く、刺激を受けます。10年計画を妄想もありながら語ってくれる方、なんと今のお給料にしがみついて出産後も同じ働き方はしたくないと心の声に従ってこの第1回と第2回の間の1週間で会社に辞表を出した方、地方にいる彼氏を待つのかどうかなどなどなどなど。
そして今回も黒木瑛子さんにゲストとしてお越し頂き、仕事×出産×子育てについて話していただきました。受講生の皆さんの「うんうん」という共感が音になって現れる場面が多々ありました。そして、なんでも思い通りにならない感を楽しむこと。制約があてこその自由をいかに過ごすのか。出産、そして子育てを通じて、自分の価値観がクリアになり仕事は自分の人生の一面なのだという実感を持ったという話、どれも瑛子さんの実体験に基づいた話にとても引き込まれていきました。
そして、やりたいことを考え続け、人に伝え続けることで、道が開けてきた、という瑛子さん。第1クールのゲストの時には設立されていなかった法人まで設立し、始動したことにとても驚き、そしてとても嬉しくなりました。やりたいことを持ち、伝え続けたことで、気づけば似たような価値観を持った人たちが集まってきたそうです。なんだか、とても勇気を与えてくれるお話でした。
最後に瑛子さんがおっしゃっていたことが印象に残りました。「ワークライフバランス どっちかを天秤にかけるということに違和感。むしろ、自分の人生の中の優先順位を決めるという生き方。」を考えて行きている、と。
回を重ねるごとに、しっかり自分の生き方を考えてきている受講者の皆さんのこれからが本当に楽しみです。ゲストの方や堀江さんとのインタラクティブなやり取りをもっと活発化させていこうと思っています。



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