・結婚、妊娠、出産、子育てというライフイベントと「働く」を並走したい人
・ライフイベントと「働く」が重なる時にどんな決定をしていけば良いのか不安な人
・ライフイベントと「働く」について話す場が欲しい人
男性・女性どちらもウェルカムです!
子育てと「働く」のこれからのカタチ
「どんな生き方をしたいんだろう」
「こんなふうに生きたいと思っていても、諦めてない?」
「想定外が起こった!今までなかった選択肢、どうしたらいい?」
生き方デザイン学は、このような問いに向き合うことからスタートします。
たとえば、子育てと「働く」。どちらも自分らしく選択できるような生き方が応援される社会になってきました。それは女性・男性という性別に限りません。女性が働く場で前進できるような法律ができたことや、男性の育児休業取得を押し上げる動きも出てきました。「そうしたい」と求めている生き方と呼応するように、社会は刻々と変わっていきます。
一方、さまざまな外的な要因によって、暮らしと「働く」が変動した人もいるでしょう。内的な動機で生き方を決めていくだけではなく、外的な要因で変化せざるをえないこともあります。その時にどのような心持ちで変化に向き合い、受け止めていくか、悩むことも当たり前のようにあるはずです。
ワークライフバランス、ワークライフブレンド…いろいろな考え方があるけれど、暮らしに関することと働くこと、どちらも大切。その認識があるからこそ、より一層それらを大切にし、自分が納得できるような生き方を創りたいと願う人は増えると思います。
社会が目まぐるしく変わっていく以上、親世代と同じような生き方が「安定」「正解」ではなくなっています。そのような状況でどのように生き方をデザインしていけばよいのでしょうか。
私たちはさまざまな場面で、選択を繰り返してきたと思います。
―どの学校でどんな学びをするのか。
―どの会社で働くか。
ーライフステージが変わったら、どう働くか。
―何を自分のなりわいとするか。
いくつかある選択肢を並べて考えて、条件で絞ってみたり、組み合わせたりしながら、「選択」をしてきました。
でも、そもそも、自分の中にある選択肢って、限られたものではないでしょうか?
どうしても自分がこれまで出会ってきた人の例しか知らなかったり、「こうしてみたい」と思っていても、自分にはできなさそうだと無意識に選択肢から外してしまったり。特に、出産・子育て・介護などのライフイベントによって暮らしの変化が絡まると、どうしても、新たな制約が生まれてしまうこともあるでしょう。
さらに、そうしたライフイベントが起こった場合、物事を前進させていくときに自分だけの意思決定で進めなくなることも多いです。
家族やパートナーなど、身近な関係であったとしても、他者と、お互いの価値観や思い・状況を共有しながら意思決定をしていくことは簡単ではありません。
生き方に正解はなく、答えもありません。無数に伸びている眼前の道の中で、自分は何を選択していくのでしょう。生き方デザイン学は、誰しもがオリジナリティある「生き方」において何をもってどんなプロセスを経てその生き方を選択してきたか、ゲストのそれぞれの生き方に触れ、自分を振り返っていく学びです。
この講義はゲストの話を聞くだけではなく、主役はこの場に参加する全員です。
講義は大きく3つの軸で構成されています。
1)ワークショップ(参加者同士の対話・プレゼンテーション)
2)スピーカーのトーク
3)スピーカーとの対話
各回には皆さんにお渡しする「問い」が合計4種類あります。
・あなたが今、”生き方”において気になるキーワードはなんですか?
・あなたが現在の場所(状況)を選んでいる理由はなんですか?
これらは「問い」の参考例ですが、5回の講義を通じて、自分の過去・現在・未来を改めて見つめ直す問いを考えてもらい、一歩ずつ言語化していくプロセスを体験していきます。
言葉にして他者に伝えることや、参加者同士が「違う価値観や異なる意思決定を持っている人だ」という受容と認識を繰り返していくことを、この生き方デザイン学では大切にしています。
アウトプットや対話を重ねていくことで、自分の生き方をデザインする軸や核を見つめ直していく時間を共に分かち合いたいです。
(第18期募集開始日:2023年8月14日)
・結婚、妊娠、出産、子育てというライフイベントと「働く」を並走したい人
・ライフイベントと「働く」が重なる時にどんな決定をしていけば良いのか不安な人
・ライフイベントと「働く」について話す場が欲しい人
男性・女性どちらもウェルカムです!
・「自分のこれからは自分でつくるもの」「なければ創ればよい」「もっと自分を信じてよい」そんな風にそもそも何も(結婚・出産)やっていない自分の今後を憂うよりも、自分らしく それらを飛び越えて人生を楽しむ策や方法を考えていった方がたぶん私らしいだろうな、ということに気が付くことが出来ました。
・自分も肩ひじ張り過ぎずに自然体で生きていこうと思い、仕事もプライベートも「軸は持ちつつもフレキシブル」に動けるようになってきていると思います。また、「幸せに1つの答えはない」ということを実感し、自分らしさとは何かをよく考えるようになりました。
第1回
この講義のゴールは、子育てなどのライフイベントが重なる中でも、自分の意思決定の要素を見つけ、他者と対話し、自らが描く生き方をデザインすることです。
第1回目は、5回の講義のポイントや講義中にみなさんに考えて欲しいことをお話しし、生き方のデザインに通じる行程をお伝えします。生き方デザイン学が生まれた背景や社会の変化などのインプットと、皆さんが現在抱えている想いやこれまでの生き方をアウトプットする場もあります。
第2回
「子育てしながらどのように働くか」この問いに対して、育児休業中に学びを深めることができるのではないか…と考え、そんなコミュニティ「育休コミュニティMIRAIS」を創設した栗原真由美さん。こどもを育てながら時短勤務でマネージメントを務め、組織の外でもコミュニティを創るという、子育てを通してチャレンジを繰り返す生き方を学びます。
#育休期間の学び #時短勤務で女性管理職 #会社以外にコミュニティをつくる
第3回
自分の働き方とパートナーの働き方。相手が選んだ選択を受け止め支え合うだけでなく、ライフもキャリアも共にデザインする。そのためには互いの現在をシェアし未来を創っていくために定期的な話し合いが必要で、夫婦未来会議をおこなう加藤たけしさん。現在は国家公務員×地方公務員の複業(兼業)という新しい働き方を実践しながら、夫婦の新しいパートナーシップの在り方に迫ります。
#パートナーシップ #中小企業の男性育休 #ライフとキャリアをパートナーとデザインする
第4回
妊娠・出産・子育てという道の選択には、これまで自分が体験・経験したことがない学びと挑戦が広がっていたー、それは女性だけに訪れる変化ではありません。
パートナーの状況(身体・働く)も含めた新たな視点や動き、「働く」への繋ぎ方、こどもと住み暮らす地域への関わり方が変わっていく男性の生き方のデザインを、杉谷昌彦さんのプロセスから学びます。
#男性育休 #パートナーの身体を理解する #こどもが住み暮らす街へコミット
第5回
「生き方デザイン学」を共に創設したひとりである椛田里佳さん。ライフイベントを経て、住まいの場所を移して、働く場所を変えて。パートナーを難病で亡くすという大きな喪失と悲しみがあっても「私がどう在りたいか」を問い直して、自分が生きる道をデザインしています。ゆるやかだけれど、自分の中で確かなラインがある生き方の創り方、一緒に探していきましょう。
#無かった場所を創ってきた #飛び込み変化し続ける #ひとり子育て