講義レポート

ライフイベントでの自分の軸を考える

「生き方デザイン学」講義レポート

こんにちは、「生き方デザイン学」キュレーターの小柴美保です。生き方デザイン学、年末年始を挟んでの5回シリーズはついに最終回となりました。最後はゲストスピーカーなしで、自分と向き合う時間となりました。
堀江さんの講義に加え、3名のゲストにお越しいただきましたが、皆さんそれぞれに自分の軸を持っておられ、その軸をもとに、自分の道を思い思いに進んでいらっしゃいました。そこで、受講者の方々には、自分の軸は結局のところなにか、ということで「自分のこだわりマトリックス」を作成していただきました。
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軸を明確にするために、イメージ写真やカラフルなペンを用いてそれぞれが画用紙一枚にまとめていきます。皆さん真剣にこれまでの講義から学んだこと考えたことを形にしていきます。その集中力とともに、女子力の高いクラスだけあって、雑誌を切り抜いたり、イラストを書いたりと見ていて胸キュンでもありました。
個として自分のことを考えていたところから、家族や社会へのつながりを広げていくという、ライフタイムイベントによって変化する軸を発表した方、仕事を軸としつつも、その中でいかに余裕を持った生活を送ることができるのかの視野を広げていくとした方、向上心とパートナーとの共感を軸として、社会との関わりを広げていくことがこれからの方向性とした方、自分にとって心地よいかどうかの判断基準を軸として前向きに変化を楽しみたいとした方、そしてその判断基準が自分の価値基準をもとにしても良いのだ、と肩の力が抜けたという話をしてくださいました。
今回の生き方デザイン学は、堀江さんそしてゲストスピーカのこれまでの生き方やお話から、ライフタイムイベントを迎えるにあたって、たくさんのしがらみやハードルを感じる方や変化に対してどのように対応しようという方に対して、実はしがらみなどなく、自分の選択次第だ、というメッセージを伝えたいと思っていました。
選ぶ選択も選ばない選択も自分自身にある。その選択を前向きに進めるために、アンテナを張り、選択肢を増やす、経験を増やしていく、これが大切なのではないかと皆さんの発表を聞いて実感しました。
さて、「生き方デザイン学」第2回の開催も決まりました。3月3日のおひな様の日の土曜日10:30からです。土曜日ということで、平日忙しい方、お子さん連れ、どなたでも早起きしてご参加いただけることをお待ちしております。



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