講義レポート

仕事と子育て:可能性を広げて自由になる

「生き方デザイン学」講義レポート

結婚×出産×仕事の自分らしいカタチを考える新講義『生き方デザイン学』が始まりました。12/13に開催された初回の様子をキュレーターの小柴美保さんがレポートしてくださいました。

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第1回目ということで、教授・キュレーターとともにドキドキしていましたが、受講生10名で非常に活発な初回。結婚、出産、子育てというライフタイムイベントを話題としてあげているため、女性10名という女子率100%という構成でのスタートです(もちろん男性大歓迎ではありますが)。
その半分は水筒持参で、男社会に慣れていた筆者としては、この女子力の高さに始まる前から感服です。また、シングル、新婚、ワーキングマザー、そしてまさに妊婦さん、とライフタイムイベントを迎えている人が集まり、参加者の多様性とバランスで議論も活発になりました。


講義は、仕事とライフタイムイベントをいかに両立するか、という話ではなく、自分にあう生き方を探ってみようというもので、テーマは「可能性を広げ自由になる」!早速始まった教授堀江さんのパワフルな話ぶり。なぜ、NPOを立ち上げて現在に至るのか、どこがターニングポイントだったのかという話に、受講生は皆話に引き込まれた様子。
そもそもの始まりは、子育てとの両立ができなそうだから第一志望だった就職先を断った友人がいたこと、という原体験でした。そして、転職、起業の話まで、皆さんどんどん前のめりなっていきます。堀江さんのこれまでの生き方は、ライフタイムイベントを経ても自分らしく働ける社会をつくる、という夢と希望の軸をしっかり持っているもので、聞いているだけでパワーを貰える気持ちになります。
その合間に、受講生10名の自己紹介とこれからの結婚や出産、仕事などの自分なりの予想を語ってもらいました。仕事は好きだし、楽しいけれど、結婚や出産を考えると、どうしたらいいのか、漠然とした不安を持っているということが伝わってきました。この問いは今回の全5回の講義の中で毎回、受講者皆さんには話して頂く予定です。5回を通じて、どのように予想に変化がでてくるのか、今からとても楽しみです。講義終了後の懇親会も全員参加で盛り上がりました。
今回頻繁に受講生が発した言葉は「納得」。周りの評価ではなく、自分でいかに納得した生き方をするのか。そのためのヒントを探る5回の講義として、これから有意義なものになればと思っています。



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