講義レポート

こんにちは、入門日本酒学キュレーターの小酒ちひろです。
毎回、日本酒の基本を学び、利き酒をしながら自分好みのお酒を探していく、
「入門日本酒学」の第1期が先日終了しました。

授業は、前半1時間が講義、後半がおつまみを食べながら日本酒を味わうものになっています。


日本酒の基礎である製造法に始まって、お米の話や、温度による変化、
そして、最近はやりの変わり種の日本酒まで、毎回3種類以上のお酒を呑み、
回を重ねるごとに日本酒の魅力にはまる人続出の楽しい講義でした。
一言で「日本酒」と言っても、味わいは様々で、
フルーティーでチーズにも合うものや、辛口で食事と一緒に楽しめるもの、
ソーダで割ってもおいしいものなど、合せるもので無限大に広がる日本酒の世界を
知ることができる講義
になったと思います。
当初は男性の参加者が多いのではと思われた日本酒学ですが、
始まってみると女性比率が高いのも特徴でした。
日本酒は、究極の食中酒だと思います。
食に関心の高い女性を中心に、おしゃれに日本酒を飲む方が増えるといいな、と思います。
そして、何といっても、講義が最高潮に盛り上がったのは最終回。
生徒さん全員が、自分が見つけた日本酒を持ってきてくださいました!
その数、12本!!
講義中に調味料博士でもあると発覚した杉村講師からは、みりんの差し入れ。
日本酒学最終回は、みりんの乾杯でスタートしました。
リキュールのようにとろりと甘いみりんはもちろんお料理にも使えるのですが、
食前酒としてもピッタリです。
乾杯の後は、一人ずつ、なぜその日本酒を選んだのかをプレゼンしてもらいました。
試飲をした方、ジャケ買いされた方、いろいろでしたが、
みなさん、酒屋さんとのコミュニケーションを楽しみながら、
これぞと思うものが見つかったようです。
日本酒を選んだエピソードが一人一人違っていて、
集まったお酒にもそれぞれに個性があり、
生徒さん達の日本酒への愛を感じる時間でした。

余ったお酒は、じゃんけん大会で気に入ったお酒を持ちかえることになり、
最後まで楽しい時間を過ごしました。
入門日本酒学の次回開催は、新酒が出る1月、2月です。
日本酒を楽しく学べる入門日本酒学。
次回も盛り上がること間違いなしです!
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【講義データ】
入門日本酒学
次回日程:土曜日 13:00 − 14:30 2011年1〜2月で調整中(全5回)
場所:世田谷ものづくり学校内
受講料:28,000円
 
 



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