講義レポート

遠藤農園の復興野菜を販売しました

キャンプ in 仙台 活動レポート

こんにちは、学長の和泉里佳です。学びと復興支援「キャンプin仙台」からのアクションとして、遠藤農園さんで採れた野菜を青山国連大学前のFarmer’s Market@UNUで販売するという活動が始まっています。(前回のブログ記事はこちら
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キャンプin仙台では、自由大学のいろいろな講義を受講した宮城に縁のある卒業生数名が中心となって企画運営のリーダーをしてくれています。7月のサマーキャンプでゴミ拾いをした農地。花壇のような小さな面積に試験的に植えられたキャベツやブロッコリー。
あれから2ヶ月。遠藤さんはすごいスピードで復旧から復興に進んでいました。持ち前の挑戦者魂のような卓越した精神力と行動力、前向きな姿勢がカタチになっていました。
9月のキャンプシーズン1の期間中、夜明けとともに遠藤さんがキャベツやレタス、バターナッツ(西洋カボチャ)などの野菜を出荷している姿を見て復興の兆しを感じ、シーズン2期間中に、具体的な販売の手段を整えた私たちは、翌週の10/2(日)青山国連大学前のFarmer’s Market@UNUに出店、遠藤さんの農園で採れた野菜を販売しました。
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今回販売したのは、今話題の人気カボチャ「バターナッツ」と、たった一週間しか採れないという「秘伝豆の枝豆」、小さな中に凝縮した旨味がつまったカワイイ「坊ちゃんカボチャ」の三種類のお野菜と、畑に植えるために育てた野菜の苗をお裾分け。
キャンプin仙台への参加をきっかけに、東京で生活しながら少しでも支援できることを考え続けていたメンバーが、すぐに集まりました。ディスプレイを考えたり、POPをつくってきたり、遠藤さんの写真をプリントして持ってきたり、自ら考え行動する、いろいろな創意工夫と情熱が集まったボランティアワークになりました。
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いろいろな人がブースに足を止めてくださり、いろいろなお話ができました。仙台出身という方、バターナッツをお庭で育てようとしたお話をしてくださった方、ハロウィン用にお絵描きをするカボチャを買ってくださった方。皆さんの笑顔と気持ちが、仙台の遠藤さんはじめ東北の皆さんに届くといいなと願ってます。
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おかげさまでその日はバターナッツをはじめ完売でした。これからも自由大学で出会った仲間が中心となって、このような自発的な取組みを継続していけるよう頑張っていきます。今後の展開を楽しみに温かく見守っていてください。



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