講義レポート

枠に捉われないスタイルが面白い!

「社内起業学」講義レポート

私が社内起業学を学ぼうとしたきっかけは「起業の為のノウハウを学ぶ」ことでしたが、終了後に振り返ってみると、当初の目的からは大きく裏切られた結果になりました・・!

もちろんいい意味で、です。

というのもこの講義、座学中心の学びではなくメンバーそれぞれが持ち込んだ企画をブラッシュアップしたり、「何かしたい!」というモヤモヤをメンバーと共有して一から事業プランを考えたりと、全員参加型で講義が進んでいきます。

そうです。椅子に座ってぼんやりしていると本当にもったいないんです。年齢や環境も違うメンバーが集まって一つの目的に向かう様子は、まるで大人の部活動のよう。開講中はとてもエキサイティングでした。

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講義スタイルも特徴的。まず初回にメンバーそれぞれの係を決めました。日本酒係、お菓子係、代々木公園係、名古屋係、・・・と、一見?な係ですが、それぞれの興味のある係を各自が考えて、毎回メンバーに情報を共有します。こういった枠に捉われないコミュニケーションの在り方も自由大学ならでは。毎回講義終了後にはメンバーおすすめの日本酒を片手に企画のアイデアを皆で練ったり・・・。とても濃密な時間だったと、酔っ払いながらも記憶しています!リラックスした時間のふとした会話の中で、意外にいいアイデアが生まれたりするんですよね!

 

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講義も中盤に差し掛かると、それぞれの企画に具体性が出始めました。講義外でも、SNSなどを活用して各々の事業プランに対するアイデアや情報交換をしたり、メンバー同士の意見のやり取りも活発になっていきます。

そしていよいよ最終回!今回は「未来を歩く姿勢学」教授の篠田洋江さんがゲスト。プレゼン時の姿勢や話し方のコツなどを丁寧にフィードバック頂きました。社内起業学の卒業生の方々もプレゼンを聴講しに来てくださったり、本当に有意義な時間だったのと同時に、自由大学の人のつながりを強く感じる回になりました。もちろん終了後は皆で杯を交わして、親睦を深めました!

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私自身は、今回受講した約1ヶ月の間に新規事業の進行承認をもらうところまで達成する事が出来ました。プレゼン資料は7割程度でしたが、まずはやりたいことを会社に示す事が重要だと考え、大きな夢を語りつつも、スモールスタート案を具体的に提示出来た事が良かったのだと思います。とはいえ、まだまだ実現に向けて足りない部分も多々ありますので、今後も講師やメンバーの皆さんにはお付き合い頂く予定です。

「社内起業学」というと構えてしまうかもしれませんが、今の自分の環境を棚卸しをして、一歩前に進む為にはどうしたら良いか。そんなモヤモヤを仲間と一緒に考え、将来の自分の姿を想像するきっかけを与えてくれる「学びの場」なのだと、今回の講義を通して強く感じました。

(text:11期卒業生 太田さん)



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