起業基礎知識 ~起業のために大切なこと~
・社内起業に対する社会環境、企業側の姿勢、求められるものを知る
・起業家としての必要な心構えを理解する
・独立自営と社内起業の違いを理解する
・自分の強みやアイデアを見つけるためのワーク
自分で始める「働き方改革」。 やりたい仕事を企画し、事業にする方法
いま、国全体で「働き方改革」が叫ばれ、テレワークや勤務時間の柔軟性など、
この「社会の変化」こそ自分の仕事を変えるチャンス。どんな組織でも、社会の変化への対応が永続的な課題であり、そのために新たな事業モデルは常に求められています。そこに自分の企画を載せていくことで、個人と組織の思いが交わります。やりたい企画があるなら、規模は小さくても事業として組織に提案しましょう。
この講義が提案するのは「社内起業」という形で、自分の仕事を会社や組織の中でで創りだしていくこと。組織を上手く活用して自分のやりたいことを事業にしてしまう。「社内起業」にチャレンジした経験は、あなたがその後どんな働き方をするとしても、大きな財産になるでしょう。
社内起業とか社内ベンチャーと聞いて、こんな疑問が浮かぶかもしれません。
何を考え準備し、どういう手順で行動を開始すればいいか。この講義では、「社員による起業」への道を、「だれにでも始められる方法論」を学びます。そして具体的な一歩を踏み出すため、講義は参加者の企画を磨くディスカッションを中心に進めていきます。
どんな会社でも既存のサービスを新しくしたり、新規市場を開拓することはあります。その意思決定プロセスは必ず存在し、そこに起業企画をのせていくことで可能性は広がります。この社会情勢だからこそ企業は、将来に繋がるビジネスモデルを求めています。一方、個人としては、会社の資産を使って、自分のやりたいことを実現できる。そこに「会社に縛られたくない個人」と会社の共存の可能性があります。
・「事業企画書」を作るのは、独立も社内も同じ
独立起業するのにも、金融機関などから融資、投資を受けるには、説得力のある事業企画書が必要です。独立も社内もどちらでも応用できるような基本的な企画書を作成します。
・「No」と言われない交渉方法
ポジティブで斬新な企画で筋が通っていても、前例の無い提案に上司はYesと言いにくいもの。理由はその判断ができないから。Noさえ言われなければ意思決定プロセスは前進です。講義では、企画書の作成と併せて想定問答を作成 し、「No」といわれない、最終的にYesと言われる交渉方法も学んでいきます。
・会社員の視点で起業企画のプロセス知る
事業を始めるためには、ビジネスモデルだけではなく、事業計画とその準備プロセスも非常に重要です。本講義の教授は会社員→ベンチャー経営→会社員→社内起業の経歴を有する経験豊富なビジネスマン。様々な視点から事業企画に対してアドバイスすることができます。
・一方通行にならない参加型授業とコミュニティ
この講義の特長は多種多様な業界と職種の人が集まり、意見交換できること。議論を通じて新たな気づきが得られます。レクチャー、ディスカッション、フォローを通して、自分の企画をカタチにし、交渉ノウハウも学べる講義計画になっています。さらに、「社内起業学」コミュニティでは、新規プロジェクト立ち上げのノウハウを互いにシェアする勉強会なども開かれ、講義終了後も学び続ける仲間がいます。
・「社内起業学」コミュニティ 三つの特徴
(1)SNSグループや交流会で同じ志を持つ仲間ができる
(2)Web制作や広告、編集やマーケティングなど得意分野を持つ仲間がいる
(3)個人が持つ知識、経験、交流人脈などシェアできる
下記に卒業生の実績をあげました。このほかにも、社内外で新規プロジェクトを立ち上げたり、提案が認められて異動や昇進が決まった人も多くいます。下記の例はいずれも現在進行中で、すべてが新規事業に繋がるかは未知数。でもこうした行動をすることで会社では一目置かれ、やりたい仕事に取り組めるチャンスは大きくなります。さらに、卒業生コミュニティでは、新規プロジェクト立ち上げのノウハウを互いにシェアする勉強会なども開かれ、卒業後も学び続ける仲間がいます。
(第15期募集開始日:2023年9月21日)
第1回
・社内起業に対する社会環境、企業側の姿勢、求められるものを知る
・起業家としての必要な心構えを理解する
・独立自営と社内起業の違いを理解する
・自分の強みやアイデアを見つけるためのワーク
第2回
・何を始めるか具体化する
・目標までのプロセスと課題を整理する
・ビジネスシナリオを考える
・企画書の例をもとに解説
・ビジネスシナリオを補強する客観的データの集め方、見せ方
第3回
・社内起業ビジネスの概要
・スタートまでのプロセス 〜動機と契機〜
・課題と克服方法
・今後の目標と展望
社内起業スタートの承認を得るために、必ずぶつかるであろう壁(課題)と、それをどうやって乗り越えてきたか(克服方法)を中心に、リアルな経験者の声として語っていただきます。
第4回
・会社との交渉ポイントを知り、小さなYesを獲得するコツ
・社内提案するための具体的なアクション、戦略を考える
・想定リスクと対策を準備する
第5回
・企画書を発表しよう(希望者のみ)
・自分の企画の強みと弱みを知る
・弱みを補強し、強みを伸ばすディスカッション
・Yesと言われる落としどころを求める