講義レポート

生き方デザインは講義終了後がむしろスタート

「生き方デザイン学」卒業後のレポート

結婚×出産×仕事の自分らしいカタチを考える生き方デザイン学キュレーターの小柴美保さんから、卒業生イベントのレポートが届きました。

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生き方デザイン学は第4期が終わり、第5期を現在募集しています。4期までの約40名の卒業生が、講義後にどのように生き方をデザインするのか、講義を作る私たちは講義後が本番だと考えています。

講義では、結婚や出産と仕事をいかに両立させるか、ということではなく、どういう考え方ややり方があるのか、そして自分ならどうするのかを、様々な生き方をしている方をゲストに迎えてヒントを得ていきます。なので、得たヒントをどう使っていくのか、それは講義終了後からが本格スタートなのです

そこで、生き方デザイン学では、2ヶ月に1度「生き方デザインの日」と称して期をまたいだ卒業生の集まり会を開催しています。これがまた面白いのです。卒業生のちょっとした変化から大きな変化まで、様々な動きにそれぞれが適度な刺激を受けることができるのです。今月開催した会では、検査技師をしている卒業生が最近仕事場であった考えさせられたことについて、他の人ならどう考えるかという問題提起の場面もあり、共通の話題について皆で思考を巡らせる、意見交換をするという貴重な体験をすることができました。また、プロフェッションが違う者通しが、話す場としてもとても有意義なものでもあります。

このように、卒業生の会をコンスタントに開催することも、生き方デザイン学の特徴です。4期では大阪や名古屋からの受講、そして講義後にヒューストン、タイに住むことになった方がいらっしゃいました。メーリングリストはもちろんですが、生き方デザインの日にネット参加するという試みもしてみました。期を関係なく、仕事場や大学までの友人とも異なるメンバーというのが、それぞれの卒業生にとってとても新鮮なものなのだろうと思います。

5期は1期と同じく、年末年始を挟んでの講義となります。ゲストや受講者の価値観に出会って揺さぶられ、講義半ばで少々自分自身を振り返る時間を設けて、さらに2013年につなげていく、そのような講義を目指しています。



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