講義レポート

学んだあとが、面白い。アメーバ的1年後の進化と旅立ち

「アメーバワークスタイル」イベントレポート

時代の変化に合わせた変幻自在で自由な働き方を創っていく「アメーバワークスタイル」。第1期のスタートから1周年を記念したイベントが開催されました。その模様を、3期生の大河原貴さんと菅井美賢さんがレポートしてくださいました。

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第1期から第4期のアメーバワークスタイルの卒業生に加え「社内起業学」「脱藩学」などその他の講義の受講生、さらには卒業生の誘いで来られた自由大学が初めての方も含めて総勢約50名が出席し大盛況。サブタイトルの「人つなぎ学」どおりのメンバーです。

開会の挨拶は、この講義のキュレーターでもあり自由大学学長の和泉里佳さんから、自由大学の概要とアメーバワークスタイルの説明。「仕事以外も大事で、自分の中の輝きを大事にして仲間とともに高めあってほしい」とのメッセージ。

講義を卒業してから受講生のみなさんがアメーバワークスタイルを展開しているなか、今回のイベントでは、近々東京から旅立たれる2人に焦点を当てることに。

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まずは起業のためにインドネシアに旅立たれる1期生の松草さんのプレゼン。今後の進路を考えるきっかけとして「アメーバワークスタイル」を受講し、ゲストスピーカーの話を聞きワークショップを行う過程で「豊かな生活の中核になるのは仕事」との認識を新たにしました。そこから、さらに構想を具体化するために「社内起業学」を受講。さまざまなフィードバックを受けて海外新規事業の立ち上げに漕ぎ着けた経験につき話されました。

現地のインフラを整備してインドネシアの方の生活を豊かにすること、そして成功モデルを日本に逆輸入するという目標に向けて活躍を楽しみにしております。

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続いて、地元徳島へ地域おこしに戻られることとなった2期生の谷脇さん。東京に単身赴任されて多くの方と出会い、地元での活動に至る経緯についてお話をいただきました。

ユニークなプレゼン資料と語り口に一同大爆笑でしたが、「許す」ことで「おもしろがり力」を高められること、アウトプットしまくること、失敗はないことにするなど、新しい活動を立ち上げる上でのエッセンスが散りばめられていて大変興味深い内容でした。「お子さんの時代に面白い日本を残す」というシンプルな目標に向けて、徳島でどのようなアウトプットを展開されるかが楽しみですね。

これらのプレゼンを受けたグループディスカッションからも鋭い質問が出され、より理解が深まったように感じます。

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その後のライトニングトークでは、卒業生が関わっている活動について、いろいろと紹介されました。

ウニット】(2期/垂井美穂さん、田村志子さん、桑原すみえさん)
The smile Space】(2期/田村志子さん)
椿アグレッシ部】(2期/谷脇研児さん)
たねつぶ】(2期/八塚裕太郎さん)
アサゲニホンバシ】(2期/古村仁美さん)
満月BAR】(1期/管大樹さん)
TOKYOコーヒーライフ】(1期/管大樹さん)
Pass the Photo Baton 365days】(1期/岡部由美子さん)

ここに書き切れないものも含め、わずか1年足らずの間に続々と新しい動きが起きています。受講生同士でグループを組んで活動する人、周囲から巻き込まれる人、周囲を巻き込む人と活動のきっかけも方法も様々ですが、それぞれに今までの経験や得意なことを活かして生き生きと活躍されている姿が印象的でした。

今回のイベントを通して一貫していたのは自分の価値観の「核」を認識することと、小さくてもいいので「一歩踏み出す」ことの大切さ。参加者のみなさんそれぞれが元気で前向きで大きな刺激をもらったイベントでした。



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