「場の主催学」を受講したのは、8年続けているコミュニティをどう発展させていこうか悩んでいた時期。
講義では、場を主催するとはどういうことかをワークを交えて体感したり、自分の人生の棚卸をして、強みややりたいことは何かを模索したりします。
毎回のホームワークもあり、常に考え、自分の言葉にすることが求められるので、それなりに大変ではあります。 とはいえ、教授の高橋 龍征さんのフィードバックが早くて鋭く、クラスではもちろん、Facebookグループ上での質問にも即座に詳細なコメントが返ってきます。
また、はじめて出会った受講生の仲間とチームを作り、自分の考えを話し、意見をもらえるので、全5回のクラスを通じ、今まで気づかなかった自分の特性を発見することもできました。
受講生同士で自主的にプレゼンテーションのデモ会を開いたり、講座が終わってからの放課後も楽しかったです。 驚いたのは子育て中のママが3人も受講していて、お子さんを寝かしつけながら耳だけ参加する姿も。 同期の熱い姿に自然とモチベーションが上がりました。
講義全体を通じて体感したのは、6割の出来でも行動することの大切さ。
毎回のクラスでも繰り返し述べられますし、受講生全員が、第3回と4回のクラスの間にイベントを1回試行することが課されています。
そういったことに背中を押され、やりたかった読書会を主催することができました。 実際に行動することで、「まずはやってみればいいのだ!!」と納得できました。
読書会は今も続いていて、私にとってかけがえの場となり、挑戦する幅も人間関係も、現在進行形で広がっています。 何か新しい一歩をふみ出そうと思いながら、どうしようかと思っている人に、おすすめの講義です。
場の主催学第1期生 木村多喜子さん