講義レポート

足どり軽く、心明るく

未来を歩く姿勢学 教授コラム 篠田洋江


心の奥にある本音を、すっと出したい気持ちはありませんか?
でもちゃんと話さなければとか、バカだと思われたくないとか。
だいたいそんな理由で表にださず緊張していることの方が多いのではないでしょうか。

緊張すると呼吸や咀嚼や歩きのリズムが乱れます。
そうなると心も生活も乱れますから、思わぬ疾患や症状に繋がる可能性は否めないと思います。

歩くことには緊張をほどく効果があって、呼吸と咀嚼とともに心身のリズムを整え安定させてくれます。

緊張がほどけてくると、がまんしてせき止めていたものがでてくるようになって、すっと本音を言えるようになりますね。言葉が思わず息にのってでてくるといった感じ。

そういうことを繰り返していくうちに、言葉をだすことに慣れ量が増え、日常的に心にあることを言えるようになるんです。

こうなると楽です、心が軽やかになっていくから。

そのうち家事や勉強などちょこっと面倒で手つかずのことも、

「これは歩いている場合じゃない!」と居ても立っても居られず、動き出したくなるという小さな行動に結びついていきます。

その積み重ねの結果、他人には大したことではなくても自分にとっては勇気のいる一歩を踏みだし、そのたった一歩が仕事や人間関係、人生の変化につながるのではないでしょうか。

一見関係なさそうですが、歩くことを通じて言葉や行動というアウトプットの量が増えていくというのはすごくいいですよね?歩くことによる変化はそういう意外なところにもあると思うんです。

そして、やっぱり心が明るくなります。これはもう間違いありません。
このコラムもいい具合に煮詰まって、えいやっと外を歩きながら録音して書き上げたわけですが、これが正解。さっきまでの時間はなんだったんだっていうくらいすらすら思いつくし角が取れるしタッチが明るくなります。
心が明るくなる、軽やかになるということは、やはり生きるにあたっては良いことなんじゃないかなと思います。

 

Text : 教授  篠田洋江
担当講義: 未来を歩く姿勢学未来を歩く姿勢学(上級編)オトコの姿勢学



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