講義レポート

【講義レポート】「発展」は「逆上がり」と似てる

発展途上人学【初級・中級/オンライン】 第1期卒業生講義レポート

角田陽一郎さんの、進化し続けるクリエーターのための新・知的生産法「発展途上人学中 級」受講完了! 角田教授のすごいところは、学びと実践がド一致しているところ。タイトルにもチラ見せマジックが効いてます。 

講座ではテレビや小説、身近なクリエイティブにどんな意図、仕掛けがあるのか?なぜ惹か れちゃうのか?エピソード、小噺もたっぷり披露されます。具体的でわかりやすくて面白い! 私にとっては「身体的・実効的・知的」3拍子揃ったエンターテイメントでした。 

「身体的」とは? 

そもそも「発展途上人学」のキモ「発展」とは何か?受講beforeは言語化できませんでした。 それが今はどうでしょう!「おー!発展とはこういうことか!」と講座で体感!逆説的です が、進化とも成長とも違う「発展」とは、頭でわかるものではなく「身体で感じるもの」。 そう実感しています。 

「逆上がり」をメタファーに考えてみたんです。 

講座では「やりたいことを企画にする」を目指して、毎回アウトプットの機会が与えられま す。自己紹介に始まり、漠然とこんなことやりたいなあってつぶやき、全くまとまらないんです〜って混乱、ずっと持ち続けてる熱い想いなど、受講生が多様にプレゼン。 角田教授は必ず「いいね!、面白い!」と笑顔をこぼして、「ボクだったら」「ボクが気に なったのは」「〜するともっと良くなる気がするな」と更に笑う。 

それは、まるで逆上がりに挑戦する私たちに、「もっと足を強く蹴ったほうがいいよ」とか 「鉄棒をもうちょっとひきつけて」とか「空を見るんじゃなくておヘソを見て」とかアドバ イスをくれる感じ。つまり、できそうだなと思える小さなことを、私たちにもわかることば で提案してくれる。だから、やってみる!やりたいことが少しずつ企画に向かっていく、刺 さる言葉をたくさんもらいました! 

この角田マジックによって、みんなの企画は大変身。起承転結のまさに「転」。単に進化と か成長というより別の層で展開されていく感じ。転がっちゃう。 それは何度チャレンジしても地に落ちていた足が、スッと空の手前で折り返し、くるりひる がえった、逆上がり大成功!の感覚と同じ。この感覚こそ「発展」だと思うわけです。 「発展」の身体感覚を私自身が味わい、受講生の「発展」に立ち会い、心熱くなりました。 「逆上がり」のできなかった子が成功した瞬間、理屈なく嬉しかったですよね。そこも同じ です。 

身体が憶えた感覚は一生モノ!発展途上人の目覚めです! 

惜しげもなく伝授していただいた、やりたいことを企画実現継続していくためのコツや 勘所、自分や物事を眺める独自の視点も本当に役立ってます。特にSNS発信のコツ、具体的 な文章の作り方は日々の努力目標。受講後始めたツイッターで、角田教授にリツイートして いただいた時、まるで修了試験に合格したようで小躍りしちゃいました! 

発展途上人学は集う人たちのらしさを帯びて、いつも新鮮で発展し続ける講座なのだ と思います。スパイラルにともに発展し続けることを願って!

TEXT : 発展途上人学【初級中級/オンライン】
第1期卒業生 越名 智美さん



関連する講義


関連するレポート