いくつになっても、未来を面白がり続けるために
ひとつの役割(仕事)を続けていると、自分の先を想像できてしまう感覚があります。
「このまま続けていったら、未来はこの辺りに落ち着きそうだな…」
先が見える安心感がある一方で、先が見えてしまったつまらなさも感じます。
「今のシナリオも悪くないけど、もうちょっと自分的に挑戦したいな」
そんな好奇心がうずいたら、次のステージに進む準備をしましょう。今の延長線上にない未来が見たかったら、凝り固まった思い込みの枠を外していくのです。
「発展途上人」とは、表面ではなく「本質」を追求する人のこと。小さな成功にあぐらをかくことなく、常に好奇心をもち、すべてのものから学び、己を進化させ続ける人のことです。
決してわかった気にならず、「知」への謙虚さを持って、ぼくらはいつまでも発展途上な人間でいたいもの。未来に好奇心を持ち、次のステージへ変容し続ける方法を学びましょう。
培ってきた教養、経験、好奇心、興味を、らせん状に役立てる
変化の時代にあっては、いくつもライフスタイルを転換しながら生きることが当たり前になりました。肩書きも専門分野もひとつではなく、複数の面を社会に発揮していく人も増えています。
これは会社員か独立自営か、という問題ではありません。どんな働きかたであれ、面白いプロジェクトに飛び込み充実感あふれる時期もあれば、同じタスクをこなすだけの日々に停滞感を感じる時期もあるものです。
この停滞期が、そのまま「行き止まり」になるのか、さらなる発展に向かう「踊り場」もしくは「高く飛ぶ前の助走」となるかは、あなたの好奇心しだい。取り巻く「環境」とあなたの「個性」を俯瞰して分析することで、まだまだある伸び代を再発見することができます。
「次に打ち込みたいことは何か」また「今やってることを、新しい視点で面白がるにはどうしたらいいか」を考え、未来を再構築していきませんか。
教授、角田陽一郎さんより 「変わる準備はできてる?」
これからの時代は「自分というフレーム(枠)」に固執しないことです。いくら壁をつくっても、本質的には遮断することは不可能です。情報だって人だって秘密だって病原菌だってそう。壁には亀裂が入るし、人為的ミスもある。つまり、壁で完璧な外部との遮断を目指すのではなく、僕らはさまざまなモノの流入出を前提でシステムや社会や組織や身体を再構築すべきなのです。
荒野を歩け、Walk on the wild side って感覚。
いつからか無くしてしまっていた野生を取り戻したような感覚。
目の前にある世界をそれを自分が自分で掴む、自分の触覚で感じる感覚。
他人に知らされないで自分で試行錯誤してわかる感覚。
そのほうが単純にドキドキするのです。自ら変わりたいのか、それとも変わらざるを得ないのか。いずれにしても次のステージに進むタイミングが到来しているのであれば、楽しく変わりませんか?
(第5期募集開始日 2023年6月21日)