講義レポート

講義内容の満足度はいかに?

「自分の本をつくる方法」受講生に聞く!シリーズ、今回は「講義内容」について

一般に「出版できるのは一握りの人だけではないか」と思われています。一芸を極めた人、有名人、成功したクリエイターやビジネスマン、賢い先生… そういういわゆる偉い人にしか難しいのではないか。そんな質問に対して、教授の「自分の本をつくる方法」深井次郎さんは「いや」と首を横に振ります。「心から望むのなら、誰にでも出版の可能性はあります。現に講義の卒業生から多くの著者が生まれているので」その方法を細かく図解したテキストを手に講義が進んでいきます。さて、今回は実際に受講メンバーたちに、その「講義内容の満足度」についてインタビューしました。

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古典「ゲーテとの対話」を例に出し、各人に合った本づくりの手法があることを紹介する深井次郎さん

41期メンバー <3日間集中講義 2017年1月実施>
土屋いづみさん (植物療法家) 若杉アキラさん(iPhone写真家、旅人、不動産会社経営) 洪 性旭さん(社会学者) 夏野苺さん(写真家、エッセイスト、魔法使いの弟子) 篠原くるみさん(エンジニア、任意団体ジェンダーイコール創立者) 奥田麻菜美さん(人事システムコンサルタント) なかむらさん(特別支援学校勤務) 岩崎さん (人材コンサルタント) おおのゆりこさん(文筆業) やすこさん(グラフィックデザイナー)

講義内容で印象に残ったのは、どんなことですか?

夏野: 物事には「方法」や「手順」があって、それを無視したり知らなかったりするとうまくいかないことがあるんだなあということをしみじみと感じました。本の出版に関しても、コンテンツ以外に、プロモーションについても学べたことが良かったです。

篠原: インプットのジャンルを増やすこと。同じジャンルの本ばかり読んでしまって全然できてないので…

奥田: まずは「融合モデリング」ですね。自分がどのようなキャラクターとして書いていきたいのか考えるとともに、どういう人をどういう理由で尊敬しているのかを理解することができました。以前はブログで自分の名前を出すことが怖くて書いていなかったのですが、ペンネームでキャラクターを作り上げて書けばいいと知り、始めることができました。「リミックスの技法」も、書くものがない人でも他人の経験談を集めたり、既にあるものを違う見せ方で出版できるということは目からうろこでした。最終的に自分で1冊書いてみたいと思いましたが、死ぬ間際に本当に何もなかったらリミックスにします(笑)。「お金の話」も大事です。出版だけで食べていくなら毎年確実に〇〇部売る必要があるという話はとても実用的でした。

なかむら: 「自分のフロータイプを知ろう」ですね。これは最後まで悩みました。迷いの多い自分を知ることができました。

若杉: 実際に書籍企画書を作り、講義中に発表することです。誰にどんな想いを持って、何をどう届けるのか? 人前で真剣に発表する場を持つ事で、自分がどんな本を作りたいのか。具体的にイメージすることが出来ました。

土屋: コアコンテンツ20%+定番コンテンツ80%=ヒットコンテンツ」ということ。自分の好きなことやマニアックな専門性に走りすぎる傾向があるので、もっと広く受け入れて頂けるように、いろんな場面で使えるなと感じました。

洪: 「新しいものは古くなるが、古いものは古くならない」ということです。本を買ってくれる読者層の好みを意識しながらも、流行り物よりはいつまでも覚えられる古典を目指せというガイドから、商業出版の世界で本をつくるということの両面性と、両面性の中でも見失ってはいけない本質を教えてもらえました。「本を書き終えてからが勝負」出版した本を書店に売っていくことは、本を書くこととは非常に性質の異なるもので、「使う筋肉が違う」という印象を受けました。本をつくり始める前に大事な心構えができました。

岩崎: フロータイプの中で、本の作り方にも様々な手法があることを教えて頂いたのは、かなり衝撃的でした。考えたことがなかった部分なので新しい世界が広がりました。

おおの: 自分をどういう風にプロデュースしていくのか、自分の「フロータイプ」、キャラクターを知り、客観的に自分を分析していくこと。

やすこ: 印象に残ってるのは、1つ1つの段階を具体的に踏む方法を惜しみなく教えてくれるところ。中でも自分のフロータイプについては、自分を客観的にみるのに大変役に立ちました。そして先生や参加者の感想やアドバイス。どれも自分だけでは見つけられない点で、これは対面でないと決して得られない交流です。

ズバリ「参加して良かった」と言えますか?

夏野: 参加して本当に良かったです! 深井さん、同期のみなさま、ありがとうございます。定期的にみんなと集まり、刺激し合いながら、自分の夢へ向かってこれからも一緒に進んでいきたいです。

土屋: 本は自由な発想で作っていいものだ」ということに気づかせていただきました。書くべきことは、外に探して歩かなくても、すぐ真横にいつでもあって、自分と一体化しているものだと気付きました。枠が取れて、いつも自由なのに、ますます自由になりました。二冊目、三冊目も思いつきました。参加して本当に良かったです。このご縁を大切に定期的にお会いして刺激を受けたいです。東京はよく行きます。広島にもぜひ遊びにいらしてください。

おおの: 飛行機に乗って、日本に戻ってきた甲斐がありました。ほんとうに。日本にこんな素敵な「本づくり」を目指す仲間がいるのだなぁ、と考えると、とても励まされます。みなさん、これからもよろしくお願いします! たとえ3日間でも、「同期」っていいものですね。

篠原: 自由課題のエッセイは書いていて辛かったけど、自分のルーツを思い起こすいい機会になりました。今後はもっと相手を意識して「伝える」ことを勉強していきたいと思います。家族と友達にしか会うことのない年末年始に、普段関わるチャンスのない方々と過ごせて刺激的でした。過激な主張に耳を傾けてくださってありがとうございました。

奥田: 今回この講義に参加させていただいたことは、かげかえのない経験だったと思います。本を書きたいと思って参加しましたが、本を書く前に自分の存在を掘り下げて皆さんからフィードバックをいただく貴重な経験になりました。過去の使命をもとに10年間動いていたエンジンが切れ始めて、何も面白く感じられなくなっていたときに辿り着いたのが今回の講義でした。その中で好きなことを仕事にしながら生きている深井先生や同期のみなさんにお会いして、「もっと自分の好きなことを自由に突き止めて良いんだ!」と思うことができました。その一歩を踏み出すために、2017年は心を放牧して好きなことを書いてみたいと思います!

なかむら: その人らしくいることの大切さを再認識しました。自分にとっては、ある意味「無」というところに立ち返ることが、次につながるものになるのではと、感じています。人生は常に学びが必要。先生、みなさん、いろいろな視点をいただき、ありがとうございました。

洪: 年末年始、多くの時間をみなさんと一緒に過ごせて本当に良かったです。集中講義だったため、お互いの距離もぐっと縮められたのではないかと思っています。これからも一緒に書きたいこと探し&本づくりをやっていきましょう!

岩崎: 新しい刺激をたくさん頂きました! 今後も41期として長期的に皆様と仲良くできればと思います。

やすこ: 最終日の病欠は非常に残念でしたが、この講義に参加できて、皆さんとお会いできて、本当に良かったです。有り難うございました! 私はまだテーマについて模索中ですが、発熱中はエッセイも企画書も頭の中でぐるぐる回り、完全に忘れていた記憶があれこれと蘇って夢の中で号泣していたり、自分を見つめるよい機会になりました。ここで止まらず、先を行く皆さまに刺激をいただきながら、自分のテーマを見つけていきたいと思います。まずは私もブログですかね。仕事柄、プロモーション活動にも非常に興味があります。

若杉: 本当に充実した実りある年末年始となりました。この41期のメンバーと次郎さんの元で学べて、心から良かったと言いきれます。皆さま、ありがとうございました! これからも互いに刺激し合いながら、それぞれの夢に向かって進んでいけたら嬉しいです。

 

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41期のみなさん、お話しいただきありがとうございました! 本づくりの旅はこれからが始まりです。切磋琢磨できる仲間がいるのは心強いですね。これからもつながりは続いていきます。
講義「自分の本をつくる方法」 https://freedom-univ.com/lecture/ownbook.html/

講義「自分の本をつくる方法」 <集中講座> https://freedom-univ.com/lecture/ownbook2.html/

 

2009年自由大学創立時から続く定番の出版講義。7年で開講41期を数える。教授自身20代半ばから「生き方エッセイ本」を出版し始め、数々の著者プロデュースをしてきた経験と知識を元に「商業出版方法論」をまとめたプログラムが好評。知識だけではなく、ワークや執筆課題、発表、フィードバックなど実践的な内容で、卒業生の中から20名近い新人著者が生まれている。じっくり取り組む「通常講義」と、多忙な方や遠方の方向けに連休を利用した「短期集中バージョン」もある。

取材、撮影:オーディナリー編集部 http://ordinary.co.jp



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