講義レポート

地域の魅力を知ることは、自分自身を知ることだ!

地域の魅力発信学【オンライン】講義レポート 第2期生 太田拓馬さん

「地域の魅力発信学」講義レポート 第2期受講生 太田拓馬

ZINEのテーマになった「台東区柳橋」の夜景。

「自分のZINE(個人で制作する小冊子)を完成させて配布しよう!」

全5回の講座を終えると、次の目標が自然と出てきました。それは、本講義受講前には、考えてもいないものでした。

「自分の好きな東京下町の魅力を伝えたい!」漠然とした気持ち、面白そうな講義タイトル、そして文章の訓練は仕事にも役に立つかな、くらいの軽い気持ちで受講した『地域の魅力発信学』。しかし、講義はもちろん各回の課題への取り組み、ゲストのD&DEPARTMENT PROJECT「d design travel」編集長の神藤秀人さん文筆家の甲斐みのりさんにお話を伺いながら、最終課題に向けて準備する中で、地域の魅力を伝えることの奥深さに引き込まれていきました。

本講義での大きな気づきは、伝えたい地域の魅力を考えることで、自分自身の深掘りが出来たことでした。地域の魅力を「誰に」「何を」「なぜ」伝えたいのかを何度も問いかける中で、自覚していなかった自分の興味、大事にしたいこと、目指したいことなどが明快になってきました。

自分の中にある「伝えたい」原動力の原点を確認し、その結果、東京都台東区柳橋のZINEを作成したい目標が出来ました。

「地域の魅力発信学」講義レポート 第2期受講生 太田拓馬

この講義レポートを読んでいる方の中には、

「講義に少し興味はあるけれど、具体的に地域の伝えたいことと言われると…」

「文章を書き慣れていなくて、皆についていけるどうか少し不安」

「仕事が忙しく、毎回の講義にきちんと参加出来ないかもしれない」

そんな不安を持つ方もいるかもしれませんが、そこは大丈夫!

キュレーターの林さんが全くの初心者の方向けにもわかるように、企画の立て方から、取材・編集の方法、そして紙とWEB、各種SNS別の発信の仕方の違いなど、優しく丁寧に教えてくださります。神藤秀人さんからの文章添削指導、甲斐みのりさんとの「好きノート」の作り方など、本講義ならではの魅力的な課題も受けることが出来ます。

さらに、同じ志を持つ受講生仲間が“世界中”に出来ます。第2期では、関東圏はもちろん、東北、関西、九州、そしてタイやクロアチアなど、世界各地から講義を受ける仲間がいました。お互いの伝えたい地域の魅力を共有するのはもちろん、グループワークや各人が提出する毎回の課題に対して、意見を出し合ったり助け合ったりしながら進めていきました。自分一人の孤独な作業ではなく、世界中にいる仲間と共に、自分の目標に向けて進めていく楽しみがありました。
「地域の魅力発信学」講義レポート 第2期受講生 太田拓馬

 

このような「地域の魅力発信学」は、自分の好きな地域を伝えたい方はもちろん、文章の書き方を学びたい、企画の立て方を学びたい方にもお勧めです。林さんや同じ受講生仲間との交流は、深い学びを得られるだけでなく、自分でも発信することが出来る勇気を与えてくれます。少しでも興味を持った方は、是非受講を検討してみてください。

修了時には、受講前には考えていなかった一歩が踏み出せると思いますよ!

TEXT:地域の魅力発信学【オンライン】第2期生 太田拓馬さん



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