講義レポート

できると信じて、とにかくやってみる自分へと変化

「地域の魅力発信学【オンライン】」講義レポート 第2期生 飛永かの子さん(ワインショップ経営)

.受講のきっかけは?

自由大学のメルマガで「地域の魅力発信学」がオンラインで開催されることを知りました。地域の魅力を発信できたらいいなぁとずっと思っていました。お店をしているので、お店で簡単な1枚の新聞みたいなものを渡せたらいいなと。なかなか取りかかれなかったので、受講すれば一歩先に進めるかもと思い受講を決めました。

 

.ゲスト教授、キュレーターそれぞれから、講義で印象に残った言葉やエピソードを教えて下さい。

D&DEPARTMENT PROJECT『d design travel』編集長の神藤秀人さん、文筆家の甲斐みのりさん、それぞれ活躍されていてポリシーもしっかり伝わってきました。

地域の魅力発信学【オンライン】

神藤さんの「d design travel」は、県ごとに作成されていて、通常のガイドブックと違い、興味深いものでした。日本には、ものづくりと人、たくさんの魅力的な場所が限りなく存在していると感じました。熊本出身なので、熊本版を作る際は、私も関われるといいな。人やモノとの関わり方を教えてくれているようで、今後の生き方の参考になりました。

 

甲斐さんのガイドブックは、独特の視点があり、直接お話が聞けて嬉しかったです。美味しいだけじゃないモノを紹介する。自分の「好き」を見つけて突き進み、その人らしさ「オリジナリティ」を出すこと。甲斐さんの作られている冊子は、どれも温かさを感じてステキです。大事に取っておきたい。

私も何か小さな事から、始めてみようかな? できるかも? と後押しして貰いました。文章力を磨くのはなかなか難しそうだけど、とにかくできることから始めてみようと思いました。

 

キュレーターの林さんからは、愛と行動力を見習いたいと思いました。「マルタ島の本を出したい」という情熱、愛を持って文章を書くこと、最後まで諦めない行動力が素晴らしい。

行動を起こすにはいくつか段階があって、いいアイディアがあっても何もしない人が大半だと思います。でも林さんは諦めなかったから、マルタの本を出版できて、自由大学でキュレーターになり、人々に伝えている。そして、いろいろな人の出会いの場を提供している。

成功体験を語るのはとても大事なことです。誰でも始めた時はプロじゃないので、壁にぶち当たる。「〇〇さんだからできた」じゃなく、自分のやりたいことは自分で考えて積み重ねて行くしかない。とても深い学びがありました。感謝。

 

.受講中に感じた気持ちや行動の変化はありますか?

最初の授業で、それぞれのZINEを作ることが目標という話がありました。5回の授業で本当に作れるかな? と不安になったのを覚えています。キュレーターの花代子さんに付いていけば可能かも?と途中から思い始めました。

毎回、課題の提出があり、なかなか難しいなと思ったりしました。コロナでイベントなどほとんど入ってなく、少し余裕があったので何とかクリアして進みました。

最後の宿題で、ZINEを作るところまで考えました。作っていたら、表紙と裏だけでなく、4ページの1枚の見開きではありますが、どうにか形になりとても嬉しかったです。

 

私の作ったZINEは、「ゆりびと」~百合丘で楽しく暮らすZINE~です。1回目のテーマは、「好き」を見つけるにして、5名の方の「好き」を文と写真と一緒に掲載し、人物紹介とオススメのお店を紹介しました。イエローの紙に自分のプリンターで印刷し、お店で配布したり、商品を送る際に同封しています。春夏秋冬と四季ごとに作る予定で、現在、VOL.2「Winter号」を作成中です。

 

4.受講後、得られた結果は?

最後までできない理由を探さずに、無理だと諦めなかったのでできたのだと思います。今までの自分だと、できない理由を探す時もありました。できると信じて、とにかくやってみようと取り組みました。

この講義を受けなければ課題もないし、学びもなかったので、ZINEを作るための具体的なアイディアも浮かばなかったと思います。今回、オンラインで海外から参加されている受講生もいて、いろいろな話が聞けて、とてもいい刺激を受けました。


何でもやってみることが、大事だと感じました。
キュレーターの花代子さんが企画して下さり、卒業生で集まることもできました。オンライン講義で会っていた方とリアルで会えたのもありがたかったです。

 

.最後に一言


出会いに感謝! 
自分がやりたいことは、少しずつでもやってみる。そんな心持ちと行動に変わりました。

終わったばかりですが、新しい自由大学の講義を申し込んでしまいました。今度は、「場の主催学」をオンラインで受講します。イベントをやって、人と人をつなげたり、そういうことが自分の得意なことなのかもしれないと、思うようになりました。

これまでマルシェの運営や、はしご酒のイベント企画などやってきました。商売でない居場所づくりが実は大事なんじゃないかと思っていて、小さく始められたらと思っています。近所にガレージがある家がたくさんあるので、ガレージを1日解放して貰って、何かイベント出来ないかな?と考えています。

自由大学の講義を受けて、自分ができることを始めるきっかけをたくさん貰えています。

TEXT: 地域の魅力発信学【オンライン】 第2期生 飛永かの子さん(ワインショップ経営)

 

自分の言葉で何かを発信したい。けれど何から始めたらよいか分からない方、地域の魅力を伝える「情報発信」の第一歩を一緒に踏み出してみませんか?

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