講義レポート

教授の深井次郎さんや同期メンバーの印象は?

「自分の本をつくる方法」受講生に聞く!シリーズ、今回は「教授と仲間」について

誰から学ぶか、誰と学ぶか、は非常に大切です。いま受講を検討している方は、気になるところではないでしょうか。「自分の本をつくる方法」教授の深井次郎さんとは、どんな人柄なのか。そして同期メンバーについてはどうだったでしょうか。学者からクリエイターまで多様な立場のメンバーが集まりましたが、それぞれの印象についてインタビューしました。

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天気が良かったので教室の屋上で、集合写真をパチリ。

41期メンバー <年末年始休暇に3日間の集中講義を実施>
土屋いづみさん (植物療法家)
若杉アキラさん(iPhone写真家、旅人、不動産会社経営)
洪 性旭さん(社会学者)
夏野苺さん(写真家、エッセイスト、魔法使いの弟子)
篠原くるみさん(エンジニア、任意団体ジェンダーイコール創立者)
奥田麻菜美さん(人事システムコンサルタント)
なかむらさん(特別支援学校勤務)
岩崎さん (人材コンサルタント)
おおのゆりこさん(文筆業)
やすこさん(グラフィックデザイナー)

教授の深井次郎さんは、どんな人でしたか?

おおの: 英語で「人の立場に立つ、人の気持ちがわかる」ということを 「be (stand) in someone’s shoes 」(誰かの靴に入る)といいます。単に気持ちを想像するのではなく、実際にその人になって、その人の靴を履いて、立ってみて、痛みも知って、はじめてその気持ちがわかるということなんでしょう。深井先生を見ていて、この言葉が浮かびました。スニーカー、フラットシューズ、ハイヒール、ゴム靴、サンダル… すごーくいろいろな靴、それは読者の「靴」であったり、私たちのような受講者の「靴」だったり、社会のあらゆる人の「靴」だったりするのでしょうが、それを、しっかりと履いてみてくれる。それを感じるから、読者は先生の人生のアドバイスを信頼し、慰められるのでしょう。「本」を出すときに、売れるマーケティングをしっかりと考えながらも、それと同時に「この本を出すことで傷つく人がいないかどうか」をしっかりと考える。人間に対する共感と愛情あふれる先生の「矜持」に、とても共感しました。

篠原: 短期間であれだけの人数のパーソナリティを把握できるのはすごい。プロフィールに記載した受講生のサイトやfacebookをチェックしてくれていたのが印象的でした。出版のノウハウや裏側を伝えるだけでもじゅうぶん講義として成り立つと思うが、個別対応しながら進めていくスタイルで、ものすごい労力をかけてくれていると感じました。

夏野: ユニークな人だと感じました。講義中にポロッと呟くツッコミのセンスが最高!深井さんの最大の強みはユーモアがあることだと思います。まだまだこれから、世の中を楽しませる作家としてたくさんご活躍されるだろうと感じます。

奥田: 出版するにあたっての情報やアドバイスを、現実と夢の間の立場から話してくださって本当にありがたかったです。誰のアイディアに対しても「売れない」と否定せず、ただ現実として売るためのアドバイスをしっかりくださりました。深井さんもおっしゃっていましたが、大抵の人に本を書きたいと相談すると「無理でしょ」と言われることの方が多いので、真剣に話を聞いてくださってとても嬉しかったです。

なかむら: すべてが目からウロコの講義でした。ご自身の持つ知識と経験を伝えてくださるばかりでなく、受講生それぞれのもつ思いや意図、創造の力をとてもうまく引き出して、可視化してくださっていたと思いました。アドバイスやコメントも的確で、説得力がありました。繊細さも合わせもつ方だと思います。

若杉: ユーモア溢れる等身大の人格者だと感じました。これからも師として、友人としてお付き合いさせて頂けたら光栄です。「ネタの出し惜しみは嫌だ」との言葉通り。それ以上に「こんなコトまで教えてもらっていいの?」というような事まで講義中や講義終了後にも話してくださって、良い意味で教授というよりも、頼りになる先輩という感じです。

土屋: 参加者の想いやキャラを自然にありのまま受け取り、自由に表現できる場を作ってくださいました。おかげさまでリラックスして参加できました。惜しみなく実践的な知識を教えてくださり大変感謝しています。講義中だけでなく、終了してからも、関わってくださる姿勢が頼もしく、大変嬉しいです。

洪: ウェブ上での初見から講義を申し込むまでは深井さんのプロフィールを読んで判断していましたが、いざ講義が始まると、人々を惹きつける魅力と豊富な知識を併せ持っている方だなと感心しました。自分にとって本をつくるという仕事が「ライフワーク」なのか「ライスワーク」なのかという区別は、著作活動について深く考え続けてきた深井さんだからこそのお話だったと思います。商業出版のリアルな側面について真剣に悩まされ、また勇気付けられました。あと、自分のフロータイプは、最終的にとても役立ちました。以前から、自己啓発などでよく使われる「自己分析」に対してネガティブな評価をしていましたが、深井さんとのやりとりを通じて初めて、明確な目的意識を持った上で自己分析に向き合うことの有効さを体感することができました。

岩崎: 学生時代含めて、人生で一番勉強になった授業でした!! 本を出版する上での裏側の部分までこと細かく教えてくださいました。営業目線や現実の部分が知れて本当に良かったです。授業全体を通して、話の一語一句が抜群に面白かったです。何気ない会話の中でもメモさせて頂きました。ファインプレーの話、逆に良かったですねの話。あとは先生のエッセイでヤンキー先生の話も凄く好きです! 確か初日に奥田さんも読んだとおっしゃっていたと思いますが、私も大好きです。今、韓国の高校生に日本語を教えていまして。その子はシナリオライターになりたいという夢があるらしくていろいろ悩んでいたのですが。ベストタイミングであの話させて頂きました。国を超えて感動が生まれました。ありがとうございます。

やすこ: 参加メンバー、一人ひとりの問いに誠実に答えてくださる姿が印象的でした。文筆家として魂を売ってない姿勢と、一方で商業本として売り込むための非常に有能な営業マンの顔を両方持っている方だなと思いました。

 同期メンバーはどんな人たちでしたか?

若杉: みんな個性的でありながら、互いの生き方を尊重し合える魅力的で心暖かなメンバーでした。みんなの自由課題のエッセイを読んで、本にならない人生などないと確信しました。何気ない日常も、これから書く本の1ページになるのだと思い、日常がより味わい深く感じられるようになりました。

おおの: 最高でした! みんな分野は違うけれど、それぞれ真剣に生きている、魅力的な人たちでした。ただ「本をつくる」というキーワードだけで集まったメンバーで、これだけ違う個性、キャラクターが集まるものなのですね。たった3日でしたが、見事なコミュニティーができたのに驚きました。これだから、バーチャルじゃない、「リアル」な世界の楽しさは、何ものにも代え難いと実感しました。

夏野: あたたかく優しい心を持った人たちばかりだったなあと感じています。自分がそうだとは、皆さん気づいていなかったと思いますが。できればこれからも情報交換したり、励まし合いながら、長くお付き合いしていきたいと思っています。

篠原: いい意味でレールに乗りっぱなしではない人たち。企画書の発表の時、皆さんがこちらを見てくれていて勇気付けられました。

奥田: 皆さん好きなことを仕事になさっている方ばかりで、本当に刺激的でした。今回の同期メンバーに出会って、自分は今からっぽで、自分が本当に好きなものは何か自問する毎日でした。土屋さんに「本当に好きなことは何なの?(肩書きが不明なことについて)もしかしたらやりたいことは、今ない職業なのかもね」と言っていただいたこと、大野さんに「(課題エッセイで書いた母からの厳しい言葉は)お母様も大変な想いをされていて、自分自身に語りかける言葉だったのかもしれない」と言っていただいたことはこれまでの人生を振り返って今後どう生きるかを考える上で、とても心に残りました。

なかむら: 知的で感受性豊か、やさしく、多様性を受け入れている心の幅の広さを感じました。また、皆さんの強い想いに感銘を受けました。

土屋: キャラクター、職業、考え方の多種多様なメンバーに出会え、一人一人の生き方、在り方を知る機会となりました。自分の軸がしっかりとある、いい意味で変わった方々の集まりだったので、とても刺激になり、視野が広がりました。

洪: 学者という職業上、論理思考の強い人たちに会うことが多いのですが、言葉や論理だけでは表しきれないものを捉えて表現されている人々に出会えたことがとても嬉しかったです。自分には見えていないものが見えている皆さんに憧れちゃいました。本にできなくても、皆さんとの対談集を作りたくなりました。

岩崎: バックボーンが全く違う人たちが集まったので非常に楽しかったです。

やすこ: 先にプロフィールを受け取った時は、そうそうたる面々でかなり気後れしましたが、お会いすると予想より親近感のもてる方ばかりでした。課題や誰かの意見に対しての反応も、多様でそれぞれに芯と心があり、非常に刺激をいただけるメンバーでした。今後も長く交流を持ち続けられたら嬉しいです。

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41期のみなさん、お話しいただきありがとうございました! 人柄などは紙面ですべてを伝えるのに限界はありますが、あたたかな雰囲気は感じていただけたのではないでしょうか。

講義「自分の本をつくる方法」 https://freedom-univ.com/lecture/ownbook.html/

講義「自分の本をつくる方法」 <集中講座> https://freedom-univ.com/lecture/ownbook2.html/

 

2009年自由大学創立時から続く定番の出版講義。7年で開講41期を数える。教授自身20代半ばから「生き方エッセイ本」を出版し始め、数々の著者プロデュースをしてきた経験と知識を元に「商業出版方法論」をまとめたプログラムが好評。知識だけではなく、ワークや執筆課題、発表、フィードバックなど実践的な内容で、卒業生の中から20名近い新人著者が生まれている。じっくり取り組む「通常講義」と、多忙な方や遠方の方向けに連休を利用した「短期集中バージョン」もある。

取材、撮影:オーディナリー編集部 http://ordinary.co.jp



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