講義レポート

仲間と一緒に続ける、靴磨きの復習会

「20年履ける靴に育てる」卒業生レポート

こんにちは、「20年履ける靴に育てる」キュレーターのみよしです。

暑い夏がやってきましたね。半袖、サンダルで過ごしたいところですが、会社勤めの方はそんなわけにもいかないですよね。そんな方々のために、「20年履ける靴に育てる」では、一度学べば、一年中自分の靴を大事にできるコツを習得できます。暑い夏も足元を綺麗に、元気に乗り越えましょう。

さて、この春に「20年履ける靴に育てる」を卒業した方々がうれしい活動をされているのでレポートをお願いしました。

もともと「革靴を磨くのが好き」でやっていたけど、インターネットや本を見てもいまいちポイントがわからない、思ったように光らないという方が、この講義を受けて技を自分のものにしていくというのはよくある話です。今回レポートを書いてくださった久保山さんも、講義を受ける前から、ご自身でも靴磨きをされていたこともあり、とても上手で、みんなのリーダーとしていつも場を盛り上げてくださいました。それでは久保山さんのレポートをどうぞ。

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20年履ける靴に育てる」14期生の久保山です。
今回は14期のメンバーで行っている「復習会」について報告させていただきます。

20年履ける靴に育てる」14期生には、「靴を作っている方」や「靴オタク」から「革靴初心者」まで様々な方がいらっしゃいました。職業もバックグラウンドも違うみなさんでしたが、一つだけ共通項がありました。それはみんな「靴が好き」だったということです。

14期では卒業後も月に1回のペースで、教授の明石さんから教わった「靴を育てていく磨き方」の復習を卒業生で集まって行っています。

講義はあくまできっかけ。スポーツや音楽と同じように、靴のケアの技取得には練習が不可欠です。しかし、忙しい毎日を過ごしながら、日々靴のケアをするのは難しい。そこで、14期では同級生で集まって、講義の復習をしています。

復習会では、公園で美味しいお酒を飲みながら、「鏡面磨きってどうやるんだけ?」とか「水をつけすぎて、けばだっちゃった…」など、講義で習った内容をみんなで教え合ったり、新しいネタを仕入れてきた時は実験してみたりと、それぞれが自分に合ったやり方で楽しんでいます。社会人になってから、年齢の異なる、しかも共通の趣味をもつ仲間と出会う機会は、なかなかありませんよね。これからも、仲間も靴も大切にこの会を続けたいと思います。

みなさんも、「靴を一緒に育てていく友達」見つけてみませんか?靴を育てることはもちろん、それを通して友情も育つ、これがこの講義のいいところですね。



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