講義レポート

巡る季節の中で、お茶を通してその時々の自分と向き合う

「MYブレンド茶をつくる」第7期講義レポート

MYブレンド茶をつくる第6期

お茶の世界はシンプルでありながら奥が深く、面白い。
それは自分自身にも言えることなのかもしれない、と気づかされる

この講義は、お茶を通して、自分の今の心と身体の状態、内面に気づきをもらえる、毎回発見がある、そんな講義だと思います。

前期受講生より、『とても楽しかった』『違う季節も学んでみたいと思った』『情報量が多くて満足度が高いです』など、とても嬉しい感想をいただき今期もスタートしました。

ハーブ、薬膳、さらにはブレンド?最終回ではオリジナルでブレンド茶を作る、など聞くと少し敷居が高いような難しそうな印象があるかもしれませんが、
講義の前半は、基礎知識はもちろん、実際に20種類の素材そのものの味や香り効能などを知る内容であり、
とても丁寧に進んでいくので、最終回のオリジナルブレンド茶を完成させるまで不安なくゴールできるよう、教授と毎回相談しながら講義を進めサポートしています。

完成にむけ第4回目にはハーブブレンダー佐藤佐知子さんを迎えての講義と、プロの視点からオリジナルブレンドのアドバイスもいただけるので、それによりさらに自身のイメージに近づけたり、自信や新しい発見、ヒントにつながる楽しく学びの多い時間になっています。

今期では、ホットティーと、この時季だけのアイスティーのブレンド茶2種類を作りました。
アイスティーは、目にも楽しい色の世界も学べ、効能や効果に加えて仕上がりの色の演出もあり、受講生みな、楽しみながら想像力を広げ取り組んでいました。
受講生の個性が味と共に色でも表現され、とてもワクワクする今期になりました。

教授の講義は、薬膳についてやお茶の知識だけではなく、海外での今時季の過ごし方や日本とは違う食材の食べ方や取り入れ方などの話しを交えて下さるので、さらにこの講義の世界観や楽しみを広げてくれます。


その他、講義の中での楽しみの1つとして、
教授セレクトのウェルカムドリンク(ブレンド茶)とお茶菓子があります。

ウェルカムドリンクはその日の気候にあわせたものを、
お茶菓子は、地方のお菓子や、フードロスを減らす取り組みをしているもの(パイナップルの芯のドライフルーツ)など様々です。

フードロスの取り組みをしているお茶菓子については、
この視点から、ブレンド茶へ生かせることはないか?という発想をもって用意してくださいました。

時には普段口にすることがないような、珍しい野生の黒クコの実が出てきたり。
予告はないので、その日に何が用意されているかは、受講当日のお楽しみです。
今期は教授手作りの薬膳菓子が登場し、見た目もとっても可愛らしく涼やかで好評でした。

巡る季節の中で、お茶を通してその時々の自分と向き合い整える時間。
そして、学びを始め、楽しみを分けあい共有する喜びを感じられる時間。
引き続きこの講義を通して、受講生の笑顔とこれからの自分が楽しみになる日常作りのきっかけになればと思います。

MYブレンド茶をつくる」キュレーター 福元香織



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