講義レポート

いまの仕事に誇りをもって、次のステージを目指す

「社内起業学」講義レポート

こんにちは、「社内起業学」キュレーターの小酒です。10月15日から新講義「社内起業学」が開講しました。「会社をうまく活用し、自分のやりたいことを事業にしてしまおう」ということがテーマのこの講義。現在の会社でいきいきと働く前向きな熱いメンバーが集まっています。

いまの仕事に誇りをもって、次のステージを目指す

新講義というのは、教授もキュレーターもどんな人が集まるのかということに特にワクワクするものです。「会社を辞めようと考えている人が来るのだろうか」「起業準備中の人も来るかな」などいろいろ考えていたのですが、今回集まったメンバーは、いまの仕事にやりがいを感じ、続けていきたいと感じながら、さらなるステップアップを考えるという、今を前向きに生きている人たちでした。「今の会社が楽しい。この自分に合った環境を使ってもっと楽しいことはできないか。」という発想での受講にとても感動しました。

授業内容は、第一回目では、社内起業と独立との違いについて整理しました。教授の望月さんは、会社員と経営者の両方を経験されている方。両者の違いは自分で思考したり、調べることである程度知ることができますが、実際の場面ではどんなことが起こるのかをリアルにイメージするには、経験者の実体験を聞くことが最も納得感があると感じました。

社内起業の概論を聞いた後は、一人ずつ自分の事業アイデアを書きだしていきます。最初は完全なものでなくてよいので、思っていることを書きだすことが大切とのこと。そうすることで、アイデアを具現化していき、上司や経営者層に「自分のアイデアを3分以内で語れるようになることが大事。」と望月教授。3分の中に盛り込むべきポイントなども教えていただきました。

その後は、事業アイデアを一人ずつ発表。職種も業種もバラバラなメンバーですが、事業性や収益性など、会社を説得させるポイントは同じ。それぞれの視点で互いの企画に対する意見を述べていきます。一人で思っていたことが、他のメンバーのアイデアを吸収して膨らんでいく臨場感が圧巻でした。批判的な意見は一切なく、弱点があればそれをみんなでどうすればよいかを考える。同じ目的を持った同志が集まる場所ならではのとても有意義な時間となりました。



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