講義レポート

「新」写真道場スタート♪

「写真道場」講義レポート

1年ぶりに開講した写真道場。装いを新たに、メイン会場は、とある神社の公会堂。柔らかな光ふりそそぐ、畳の広がる空間で、9期の授業がはじまりました。

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1回目から、ポートレート撮影の秘訣やレフ板の使い方を学んだあと、実践編にうつります。はじめはカチコチの表情だった受講生のみなさんも、時間が経つにつれて、少しずつほぐれてきます。そのうち、お互いをパシャパシャと撮影しはじめて、自然な笑顔もたくさん見られるようになりました。気づくと、自発的なミニミニ撮影会、開催中。

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ポートレート撮影は、表情をひきだすのが鍵。コミュニケーションをとりながら、すてきな表情の瞬間を待ちます。モデル体験もすることで、大切にしたい気持ちを感じとります。撮影する側もされる側も、写真を通して、新しい自分を発見する。写真には、そんな力があるのではないでしょうか。

 

表参道commune246のキャンパスでは、大平教授より、カメラの機能、光の方向、撮影ポイントなどの講義が行われました。みなさん、身を乗り出して真剣な表情。それでは、撮影してみましょう。コンパクトレフ板・人工光源・自然光を用いて、お気に入りの小物などを撮影しました。「こうしてみたらどう?」「ここ、おさえているね」お互い声をかけあい、ベストアングルを逃さないように助け合いながらの試行錯誤。あっというまに、時間が経っていきます。

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写真道場では「ポートレート」と「料理写真」の2本柱を学びます。料理写真の回では、サプライズゲストとして、『おうちパーティ学』の飯野教授がいらっしゃいました。盛り付けのスペシャリストとして活躍中の飯野教授の手にかかると、あら、不思議。どこにでもあるような素材が、魔法をかけた作品となりました。さっそく、おいしい写真を撮ろうと、シャッター音が響きわたります。イメージしたような写真が撮れたら嬉しいですね。受講生のみなさんも素材の並べ方を工夫したり、料理の主役を決めたり、光を調整したりして、「見せる料理」「伝える料理」を撮影していました。

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今回は、授業にかけつけてくれた卒業生の姿もあり、たくさんの笑顔と応援のある授業となりました。また、写真道場は、他の講義とのコラボレーションもあります。コラボや期を超えたご縁も楽しみのひとつ。生活の中に、写真が入ることで、感性も人間関係も少し豊かになれる。そんな体験してみませんか。

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(text:写真道場キュレーター Hirono Fusejimaさん)



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