講義レポート

光で差がつく料理写真

「写真道場」講義レポート

写真道場」キュレーターの鈴木収春です。「写真道場」はプロカメラマンの大平啓吾教授から、光の使い方や被写体とのコミュニケーションを学ぶ人気講座。現在、第3期の募集を開始したばかりです。講義の雰囲気を知りたい方のために、開講中の第2期「写真道場」の1日目、2日目をレポートします!

写真道場1

▲大平教授による「写真道場」第2期1日目、2日目のコラージュ。クラスのアットホームな雰囲気も伝わってきますよね。女性受講生も多いです!

「写真道場」は1日目と2日目を料理、3日目以降を人物撮影にあてています。1日目は、料理撮影の肝となる光を使った立体感のつけかたを、卵やお弁当を使って実習。特に卵はシンプルながら光の硬さや高さでかなり表情が変わるので、受講生たちからも驚きの声があがりました。

写真道場tamago

▲簡易ライティングセットで、ライトの高低や(光を柔らかくする)トレーシングペーパーの有無を変えながら卵を撮影。ハイライトと影が、写真に立体感を出すポイントです。

2日目は、IID内にあるカフェから持ってきたメニューやケーキを撮影します。「写真に正解はない」と大平教授がいうように、撮る人によって個性が出るのが写真。自分で主役、脇役を決めて、好きな絵作りができるように、撮影中も大平教授が随時丁寧にアドバイスしていきます。撮影を楽しみながら絵作りに必要な機能を覚えていくと、やはり上達も早いです。

写真道場tomato

▲撮影小物のトマトをカット中の大平教授。

写真道場refu

▲カメラ手前の簡易レフ版は、安い発砲スチロール板を使った大平教授のお手製。お金をかけなくても、プロの機材と同じ効果が得られます。

写真道場glass

▲飲み物などは、写真右のように逆光をレフ板などで返してあげると、透過光によってきれいに色が出ます。

懇親会が毎週あるので、受講生同士もすぐ仲良くなれるのも見逃せないイチオシポイント。5週間であなたのフォトライフが一変しますので、詳しくは講義ページをぜひチェックしてみてください。

 



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