講義レポート

“おいしい”を探しに、春の鎌倉へ

「おいしい写真を撮ろう」講義レポート

現在2期まで終了した「写真道場」と「おうちパーティー学」のコラボ講義「おいしい写真を撮ろう」。今回は”おいしい”を探しに春の鎌倉へ出掛けた同窓会の模様をレポートします。

ちょっぴり冷たい小雨が降るなか、鎌倉駅に集合した面々。みんなカメラを抱え、わくわくドキドキ。「おいしい写真を撮ろう」の卒業生が中心となって企画したのは、”おいしい”を探す鎌倉探索。はじめに訪れたのは、旬の鎌倉野菜を直接農家さんから買える「鎌倉市農協連即売所」。色鮮やかな鎌倉野菜は、最高の被写体。見て、撮って、野菜を買って、どんな風に食べるのがおいしいかを地元の方に教えていただきながら、大満足の時間でした。

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商店街や、鎌倉の街並みをのんびりを歩いて回りながら、ちょっとした風景も立ち止まっては写真を撮ります。

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小休憩は、わらび餅の老舗「こ寿々」さんに立ち寄りました。お店の方に許可を取って、透き通るわらび餅の写真を撮影。ちょっと小物を添えるだけで、こんなに雰囲気が広がります。

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そして今回の最終目的、おいしいランチを求め、いざ鎌倉のハイキングコースへ。あいにくの雨で足元はドロドロ。これは登山なのでは?と疑うぐらいの山道に、みんな無言で登り続けました。やっとの思いで到着したのは、鎌倉の一軒家ビストロ北鎌倉の「BISTROT LA PEKNIKOVA」。春を感じるお皿や、見た目も味も楽しめる”おいしい”がたくさん。きつかった山登りが報われる、幸せなひと時でした。

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おいしい写真を撮ろう」では、光や構図のカメラ技術やお皿への盛り付けや見せ方のデザイン美を学んで、自分が感じる”おいしい”を切り取り、写真に残していきます。ただの記録だけではもったいない! 食べてなくなってしまう「被写体」だからこそ撮れる、その瞬間の「おいしい写真」があるはずです。食の楽しさやおいしさを再発見し、自分の表現の幅を広げてみませんか。

(text:「おいしい写真を撮ろう」キュレーター/有山百恵)



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