世界のさまざまな地域や日本各地の「乾物(≒DRY食材)」の情報を発信していこうと、一般社団法人 DRYandPEACEを立ち上げ活動している「乾物のある生活」教授のサカイさんと田平さん。
乾物の味わいや食感を広く楽しみながら、乾物から広がるPEACEな世界に目をむけ、なんらかの行動につなげていくことができたら、と、2013年1月から「乾物ドライカレーパンプロジェクト」をすすめています。
このプロジェクトは「乾物を使ったドライカレーパンをさまざまなパン屋さんと一緒につくり、その売上の一部を内モンゴルでの杏の植樹活動にあてる」というもの。黄砂の原因にもなっている内モンゴルの砂漠化。一滴の水すらかけなくても育つ杏の木を植えることは、砂漠化を食い止めるだけでなく、現地の人たちにとっては、その果実や種を加工することで現金収入に繋がるため最適なのだとか。
杏の木を1本植樹するのにかかる金額は約200円。乾物ドライカレーパンはその売上のなかから10円を寄付する仕組みですから、パンを20個食べると杏を1本の植樹できる計算になります。
この活動をはじめて約1年。内モンゴルに杏の苗木を100本植えることができるだけの寄付が集まったので、内モンゴルへ植樹ツアーがついに実現します。期間は5/11(日)~15(木)の5日間。今年のゴールデンウィークはちょっとお休みをずらして、乾物から広がるPEACEな旅をしてみるのはいかがでしょうか?
「乾物ドライカレーパンプロジェクト」第一回内モンゴル植樹ツアー
・期間:2014/5/11(日)~15(木) 4泊5日
・ツアー地:中国 内モンゴル自治区 武川(ブセン)、クブチ砂漠ほか
・宿泊地:中国 内モンゴル自治区 フフホト
・募集定員:14名(最少催行人員6名)
・参加費(旅行代金):152,000円
※旅行代金の他に、航空会社が徴収する燃油特別付加運賃 15,180円/羽田空港諸税 2,670円/中国国内空港税 3,190円/中国出国税90元(約1,530円)がかかります。
※一定の保証のある海外旅行保険への加入を原則とします。(別途ご案内します)
(社)地球緑化クラブの年会費が、旅行代金とは別に5000円掛かります。
※ツアーの詳細/申込は、DRYandPEACEのホームページをご確認ください。
(text:「乾物のある生活」キュレーター/白井順一)