講義レポート

仕事と暮らしと遊びと学びが融合する時代

「アメーバワークスタイル」2期 講義レポート

時代の変化に合わせた変幻自在で自由な働き方を創っていく『アメーバワークスタイル』からレポートが届きました。1期でもレポートを書いてくださっていた岡部有美子さんがアシスタントとして今回も活躍してくれています。

アメーバワークスタイル第二期がスタートしました。今回のクラスは受講生11名+アシスタント1名(From一期生)+キュレーター和泉さん、岡島さんの13名。公務員、IT、広告デザイナー、福祉、アパレルパターンナー、小売バイヤー、マスコミ、家具メーカーなど、今回も多種多様な構成です。

■アメーバワークスタイルって?
このクラスのキュレーター&自由大学学長である和泉さんより「アメーバワークスタイルとは何か?」のお話。アメーバワークスタイルのポイントは、一つの仕事、働き方、雇用形態など従来の枠にとらわれない、仕事の内容にあわせて有機的に形を変える、スペシャリストが領域横断的に活躍する、ということ。

自分には「当たり前」のことが他人にとっては「当たり前」ではありません。とても、新鮮で斬新にうつるものがたくさんあります。他の誰にもない、自分自身の「核」を持ちながら、隣へと移動したり、広げたりしていく。異なる「核」を持つスペシャリスト同士がその時々にあわせて、チームを組んで活動していく。そして、「核」を構成するものは仕事だけではありません。

ワークライフバランスと聞くと何か天秤にかけるようなイメージがあります。でも、もうこれはどっちかではない時代です。生活と仕事は分けられない。仕事、暮らし、遊び、学びは融合していきます。

そして、大事なのは自分の「個性」。自分は何ができるのか?何が好きなのか?「タグ」を貼っておくことで、「仕事」のチャンスを得ることもできるのです。「呼ばれる人になる」。そのためにも「核」を持って、「タグ」を自分につけておくことはとっても大事。

「あ、あの人!ITできたよね!」
「あ、あの人!デザインできたよね!」
「あ、あの人!上海好きだったよね!」

「タグ」があれば、こうやって呼ばれるのです。そうして創り出した仕事からは、決して逃げないはず!そう、仕事は自分から創れるのです。

 

そして、受講者同士で、お互いをインタビューして、タグを付け合うワークをしました。
魅力引き出し人、小さなバックパッカー、居眠り起業相談所、徳島の特攻隊、家具なら製作から販売まで、通訳、歌って会弾ける士、童謡×パンク、安定感、色白サーファーデザイナー、妄想旅行社などなど・・・あっという間に全員が打ち解け、新しい「仲間」を得ることができました。

学びの場もどんどんどんどん変化し、先生の話を聞くだけの時代は終わりました。隣にいる、誰もが自分の探している何かの答えのヒントを持った人たちです。このクラスでの受講生みんなの発言がそれぞれの新しいワークスタイルを見つけ出すきっとヒントになるはずです。

個性的なメンバーがまたも集まったアメーバワークスタイル。Facebookでの1期生&2期生の交流もスタートし、これからが楽しみです。



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