講義レポート

こんにちは、自由大学です。
10月に開催された20年履ける靴に育てる講義の第2期からレポートが届きました。
この講義は、自分や自分の好きな人たちのために靴のお手入れ方法を実践で学ぶ講義です。
運営側も最初は男性ばかりかな?と思っていたら、今回なんと受講生の半分以上が女性で、
とっても華やかな空気が流れていましたよ。
ラジオニッポン放送上柳昌彦さんのごごばん!日経MJでも紹介されました。
第3期は1月に開催予定です。お楽しみに!

20年履ける靴に育てる

【レクチャーアシスタント:斎藤 那麻子さんより】
靴が大好きだったのに、この講座を受けるまで靴を「育てる」という考えがありませんでした。
私はこの講座のアシスタントとして受講していたのですが、革を知るところからはじまり、
革の種類によってケア方法を学び、実際に磨く技術を身につける、全5回の講座ですが、
一回一回がとても充実していたように思います。
靴磨きは女性のスキンケアに例えられるようですが、きちんとクレンジングをして
化粧水をつけてクリームをつけて、ファンデーションで仕上げる、というイメージの過程は、
丁寧にすればすぐに靴が応えてくれました

少し手をかけてあげるだけでこんなにもキレイに輝くのかと思った時には、
今まで靴を大切にしていなかったなぁと反省したくらいです。
そして、靴が輝くのと同じく、生徒さんたちの瞳も輝いていきました。
みなさん、夢中になって磨いておられました。
時に大胆に、時に優しく、こういう風に靴と向き合っていくと段々靴が可愛く見えてくるのですね。
革はもともと生きていたものなのだから、手をかけてあげれば育っていくのです。
そして、素材別のケア方法も学べるので、自宅で自分や家族の靴を磨ける技術を身につけられるのが
いいと思いました。ただ磨くと言っても、水やクリームの加減はすごく繊細なものですから、
先生にひとつひとつ教われるのもいいと思います。
面白いもので、1足キレイになると他の靴の汚さが気になって全部磨きたくなりますし。
外出先で人の靴も気になるようになります(笑)
ヘアやメイクに気を使うついでに、足元までキレイな自分は、
どんな素敵な場所にも行けるような気持ちになります。
靴が好きという共通点を持った人々が、わきあいあいと靴を磨く姿はとても素敵な空間です。
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【受講生:石黒敏之さんより】
メンテナンス本や人から教わったやり方にはいろんな流派があって、それに悩んで
靴のケアの仕方に自信を持てていなかった自分にはとても刺激と学びの多い講義でした。
また「靴磨きが好き」というなかなかディープな趣向を持った人たちと知り合うことが
できたのもこの講座に参加しての財産だと思います。
「20年履ける靴を育てる」とはただ、同じ靴を長く履けるようにするだけでなく、
例え一万円台で買った靴でも、日々の正しいメンテナンスをして愛情を注ぐことで
世界に一足の靴に育てあげることなんだ
と、講義を通じて思うようになりました。
最後になりましたが、お世話になった講師の明石さんと自由大学のスタッフの方に感謝します。
ありがとうございました!
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【受講生:きたさんより】
今回は三回めにしてやっと受けられた講義でした。
前回、応募して開講にいたらなかった知人もいたので、参加できたのは貴重っだったと思います。
一番の収穫点は、
靴磨きなどの実際の作業の工程や動きを見れたこと、
現場で働いている人の声が聞けたことです。

これに尽きると思います。
あとは自分でこまめに続けていかないと なぁとつくづく思いました。
先生ありがとうございました。
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【受講生:田中さんより】
単なる靴の磨き方を習うのではなく、足元をどう魅せるかという方法を学んだ講義でした。
クリーム1つ、ワックス1つで革が全く違う表情を見せるのを目の当たりにし、
“20年履ける靴に育てる”という講義のタイトルに納得しました。
靴磨きをスキンケアに例えた説明も大変面白く、より身近なものとして捉えることができました。
また最後に、大切な人の靴を磨くことにより、物やプレゼントではなく自分のスキルで
人を喜ばせることができることを実感
し、靴磨きの技術を身につけた大きな意味の1つを
知ることができました。

20年履ける靴に育てる



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