私の受講した「インドに学ぶスパイス学(初級)」は、気づけばもう26期(2019年9月現在)を数える。
こんにちは。7期生のMJ(えむじぇー)こと明星ひろのりです。
1年半ほど前に会社の異動で長野県松本市に来て、いまや週末起業でスパイスカレーのイベント出店や料理教室をはじめました。
こんな私があるのも、「インドに学ぶ スパイス学(初級)」のおかげです。
スパイスってよくわからないけど、使ってみたいな。
スパイスを知れば料理の幅が広がるんじゃないかな。
そんな気持ちで「インドに学ぶ スパイス学(初級)」を受講したあの日。
江ノ電極楽寺の駅を降りて、「今からスパイス学ぶぞ。スパイスカレー作るぞ。」なんて私のスパイシー気持ちとはちょっとかけ離れた心地のよい木陰道を抜けたところに、築100年に近い古民家のアナン邸はありました。
あの瞬間。わくわくが止まらなかった。
私のような何もしらない会社員もいれば、のちに素敵なインド料理屋さんを出されるあの方や、知る人ぞ知る小料理の名店のあの方、企業でカレー開発に携わるあの方など、受講生もスパイシー。
「スパイスをブレンドすることはアートであり化学でもある。」と言ったのはバラッツ先生らしいですが、まさに、感覚的に楽しみたい人も論理的に楽しみたい人も、すでにスパイスに触れている人も、これからの人も一緒に楽しめる。そして、受講生同士がスパイスブレンドの様に多様性が相まって香り立つ関係をつくる。それが「インドに学ぶ スパイス学(初級)」だと思います。
片手くらいの種類のスパイスで、あの「香りを食べるスパイスカレー」を受講生みんなで作って食べる。美味しかったなぁ。
そうして、卒業後も関係が続き、自由大学祭に出店したり、スパイシーBBQを企画したりして、長野県松本市に異動となった私。
「趣味は、スパイスカレーを作る……」
「えっ、なにそれ?」「面白そう。」「食べたい。」
とまさにこのご縁は、「みんな大好きカレー。」「みんな大好きスパイシー。」のパワー。
MJカレーの噂は駆け巡り、MJは週末起業家のカレー屋さんになったのでした。めでたし。めでたし。
▲MJ/Curry・BBQ・Photoでみんなを繋ぐ「塩尻・諏訪の企(くわだ)てスト」

写真中央 MJ
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