講義レポート

人と知り合いながら共有して生まれてくるものがある

「コミュニティ・リレーション学」講義レポート

・『コミュニティー・リレーション学』を学ぼうと思ったきっかけ

私が『コミュニティー・リレーション学』を学ぼうと思ったきっかけは、いつの間にかできてしまった自分の枠を超えてみたいと思ったからです。

以前から地方への移住や、またその地域で何ができるのだろうか?と興味を持っていました。

それは、実家が専業農家で古民家と呼ばれるような家で育ったことも大きく影響していると思います。
何かを守っていくこと、続けていくことは、大変でもあり、大切でもあると感じていましたし、
自分もいつかそう生きたいと心のどこかで思っていました。
にもかかわらず、今の自分はどうだろうか?、消費して消耗して生きている時間の方が長いのではないか?
と、考えるだけで動いていない自分がいたんです。

そんな時、『コミュニティー・リレーション学』教授の信岡さんインタビューに書いてあった、
~未来に何を残すか~というフレーズがヒットして受講を決めました。
(本当にそう書いてあったかは定かではありませんが…)

 

・人との距離感と、自分が大切にしたいもの

最初は、二拠点生活や、本格的に移住を考えている人のための講義のように思っていたので、
ついていけるだろうかと不安もありました。
実際受講してみると、コミュニティを作る時の一番ベースになることを、
自分たちで考えながら学んで行くスタイルだったので、
人との距離感や、自分は何を大切にしたいのか、いろいろ考えなおす良い機会になりました。

ひとつのコミュニティをつくる時、志が一緒の人とつくっていくのはやりやすいと思います。
ですが、自分が移住した時、また新しい興味で何かを始めるとき、
必ずしも志が一緒、似ている人と出会うとは限らないし、いろんな人とのコミュニケーションも必要、、、そんなことも感じました。

 

・人と知り合いながら共有して生まれてくるものがある

授業では、グループで何か一つのこと(やりたいこと)を企画するプログラムがありました。
その際に、大まかなやりたいことや願っていることは似ていても、
お互いをまだ知らない、やりたいの内容や度合いが微妙に違う
そんな状況で話し合うのは正直難しかったです。

ですが、その難しい状況から得たものがあります。
すすめていくことがベストではなく、人と知り合いながら共有して生まれてくるものがある、
そう思えたことが私にとっては、心のゆとりになったと感じています。

 

・エコロジーベースドエコノミー

また、この授業で私が印象に残っているのは『エコロジーベースドエコノミー』という考え方です。
普段、自分自身のあり方については、よく考えます。
あり方ばかり考えすぎて、具体性が見つからなくなってしまうこともよくあります。
「じゃぁ、どうすれば。。。」と思っていた部分もあるのですが、
授業をききながら、ふと気づいたことがありました。
私は、あり方を考えながらも、いつも頭のどこかで進めていくことも同時に考えているのです。
それはそれで大事なのですが、私にとって、すすんでいく先のゴールやエコノミー(運営方法)は、
もっともっと手放してしまってもいいのかもしれません。
私の場合は、「人と知り合いながら共有して生まれてくるものがある」という、
そこを信じていこうと思えたことが一番の収穫でした。

そして、自分のベースとしてあるのは『アート、自然、人とのつながり』ということも
あらためて受け止められました。
それは、グループのみなさんといろいろ模索しながらお話したからだと思います。

 

・人と共存しゆるやかにすすんでいく

今までは、ビジョン(自分のあり方)を描くことで、
そんな自分であり続けるような、そこに向かっていくような自分を少し頑張っていたような気がします。
それもありつつですが、
人と共存しゆるやかにすすんでいく、そんな風にコミュニティーをつくり、
つながりを作っていけたら、それは私の理想に近いのかも知れません。

この授業を通して自分の中で意識するポイントが変わったことで、少しずつ今の自分が求めるものが近づいてきているように感じます。

とは言え、焦らず。
ここで出会ったみなさん、家族、仲間とのつながりを深め、ゆるやかに進んでいこうと思っています。



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