今年から新たに自由大学キャンパスに加わった永田町のMidori-so。
ここで行われる自由大学新年会2017のパーティ料理演出を「乾物のある生活」の卒業生有志が担当することに!
パーティ参加者からは直前まで「乾物でパーティ料理って想像つかないんですけど」のお声多数で、興味津々で参加くださった50名を超える方々の反応は・・。
会場に入ってくると「わあ!」という声と共にそして撮影。数々のカメラにぐるりと囲まれた華やかなお料理達もどこか誇らしげです。
卒業生が中心になって作り上げた乾物パーティ料理のラインナップは、
ひよこ豆のカレー味パワースコーン、切り干し大根deキャセロール、揚げ高野豆腐のエスニック風煮込み、お麩とナッツでチョコレートバー、ヨーグルト戻し寒天とトマトのサラダ、乾物キッシュ、などなど全15種類!
高野豆腐がこんな風になるの?麩でスィーツ!?どれも美味しいです!
と驚きのコメントと美味しいのコメントで溢れました。
中でも20代男性から言われた言葉が印象的でした。
「乾物パーティっていうから「かわきもの」が並んでるのかと思ったら、本当にびっくりで。いい意味で裏切られて盛り上がりました、パーティなんか特にサプライズになりますね」。
こんな風な形で人の固定イメージを裏切っていくのはなかなか楽しいこと。
乾物で「色」をこれほど多彩に表現できること、
様々なバリエーションに展開できること、
ちょっとした発想の転換で日常の料理にも簡単に活用できること、
軽いので搬入がラクで、実はこうしたイベントにも向いていること、
それを卒業生の皆さんが自らアウトプットし、「乾物で楽しい裏切り時間」を拡げて下さいました。
やっぱり乾物という存在はなかなか深く魅力的です。
キュレーター 小笠原真紀子