講義レポート

お店の環境や地域特性に寄り添ったコミュニケーション

カフェ自由大学【技】10月17日(土)スタート

カフェ学【技】の第4回にお越し頂く高野 要一郎さんからメッセージが届きました。

私は、茨城県の水戸市、東京の新島、栃木県の黒磯、常に様々なローカルなエリアでの店舗展開をして来ました。

振り返ってみればのことですが、地域においてそのお店が必要とされるように、またお店がその地域を必要とするように、店づくりをして来たような気がしています。そこに必要なのはまさに「豊かなコミュニケーション」です。

コミュニケーションの手法は様々ですが、私はそのお店の環境や地域特性に寄り添った様々な手法でコミュニケーションを展開して来ました、水戸では、水戸芸術館などがある場所的な特性をいかし、アートや本などのカルチャー面からお店と地域を繋げました。新島では、観光で来島する方たちとローカルの間にある場所として、島外の人達と島内の人達がサローを通じ、それぞれの暮らしの良さを分かり合えるような手法を。また黒磯では、地域の野菜や乳製品、食肉加工品などを介してのコミュニケーションを主軸としています。

他にも働く人たちとのコミュニケーション。とにかく、お店をやるということはコミュニケーションなしには語れないのです。如何に良いコミュニティを作るかが即ち成功するお店を作れるか否かの1つの基準であると言えます。実体験に基づく様々な事例から「豊かなコミュニケーション」についてお話をしていきたいと考えています。

高野 要一郎

chaus

高野さんが手がけられた那須にあるChusの店内



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