講義レポート

社内起業は会社にとっての意義が肝心

「社内起業学」講義レポート

こんにちは。「社内起業学」キュレーターの小酒です。社内起業学は実は社内ベンチャーを目指す人にだけ必要な講義ではありません。自分のやりたいことの企画書づくりを通して、基本的な企画書の書き方から、誰にでも必要な「経営者や関係部署など立場を変えて物事を考えること」、「自社の事業内容を視点を変えて見つめ、新しい切り口でのビジネスを考えること」など、日常業務に対しても意識を変えるきっかけがあります。今日は卒業生の声を紹介します。


 「何かに挑戦しようとしている人がこんなにいる」

普段会社にいると、何かに挑戦しようとしている人になかなか気づけないのですが、さすが社内起業学。こんなにチャレンジングな人たちがいることに触れて、やっぱり諦める訳にはいかないよなー!と気持ちを新たにしました。

shanaikigyo
「社内起業は会社にとっての意義を伝えよう」

普段、新規事業の話をしても規模ばかりが話題にのぼります。上が期待するのは勝手なのですが、それがブレーキになっては元も子もない、と思っていました。新規事業の目的を規模拡大ではなく、会社にとっての意義と捉えると、メリットの出し方はたくさん。自分が良いと思えるものに素直にチャレンジしよう!と思えるようになりました。

 

「課題について共通認識をもつこと、そこから全てスタートするということ」

課題について共通認識を持つ、ということを意識していないと、会社で企画を検討する中で自分がやりたいこととずれてきてしまう。課題について共通認識をもち、その優先順位まで決められたらベターかと思いました。

 

 「刺激しあえる仲間との出会いがある」
望月さんの「授業が終わってからが始まりだ」という言葉が心強かった。面白い人とたくさん知り合えた。人のテーマに対してアイデアを惜しまない素敵な人達ばかりだった。人と知り合いたいという当初の目的を達成しつつある。

 

「会社を見る目が変わった」
いかに会社という環境が恵まれているかもわかり、自分がやりたいことが今の会社で出来る、という思いをもつことができた。また、プレゼンスタイルや資料で、聞き手を動かすちょっとした工夫の紹介が役に立ちました。

 

「Yesと言われなくてもOK」
前までは上司が「Yes」と言ってくれないことに対して苛立ってましたが、「No」と言われなかったので先に進めるって思えるようになりました。 何度か企画を練り直して、少しずつ提案内容が進みつつあります。


 

異業種異職種のメンバーとの話し合いの中で、会社の中だけでは狭くなりがちな視野がぐっと広がって、思考スイッチを変えることができるのも社内起業学の魅力の一つ。講義だけでは社内起業を立ち上げることはできませんが、卒業後も個別に会って企画書にアドバイスをしてくれる望月さんの面倒見のよさも頼もしいです。いまの会社を辞めずにもっと存在感を発揮していきたい人にはヒントが満載の講義になっています。



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