講義レポート

乾物つながり、ってちょっと変わってて何か楽しい。

「乾物のある生活」講義レポート

うららかな春の土曜日の昼、乾物好きが大集合。この日「乾物のある生活」の卒業生が、期をまたいでの同窓会を開催しました。「初めまして」同士も多かったのに、そこはさすが食いしん坊の集まり、あっと言う間に打ち解けました。ステキな場所と素晴らしいお料理を提供してくださったのは百合丘で「café Sante」を営む11期卒業生、河原みきさん。お料理にはすべてに乾物が使われています。

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どんな乾物が入っているの?!と私達の驚きの声に、太っ腹のみきさんが種明かしをして下さいました。スコーンカナッペにはひじき・キヌア・アーモンドプードルなど、思いもつかない組み合わせ!

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ベジ海苔巻きには海苔、そしてナッツですって!

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スコーンには米粉・全粒粉など。講義では「水分を減らす事によって常温保存可能な食材」を乾物と定義。米粉や全粒粉も乾物として考えています。

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どの料理も優しい味、そして美味しく、みんな「食べたい、メモとりたい、写真撮りたい、話したい!」で大忙し。

こんな風に人の作った料理をいただいたり、レシピの発想やヒントを聞いたり話し合ったりする事は実に刺激になりますね。何より乾物を活用してこんな風に可愛く、そして美味しく料理ができるんだな~と、改めて乾物の自由度と汎用性に驚きました。まだまだ乾物は深い!

「私たち、乾物繋がりって、ちょっと変わってて楽しいね!」なんて言いながらあっと言う間の二時間半。皆さん、乾物へのモチベーションもさらに上がった様子。きっとこの夜は新たな乾物レシピが数多く生まれたことでしょう!

「乾物のある生活」を受講した人達がここをプラットホームにして拡がったり、新たなコミュニティの場として繋がっていける、それもこの講座のもう一つの大きな魅力です。「乾物のある生活」第12期は5月26日開講です。現在受講生受付中。

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 (「乾物のある生活」キュレーター小笠原真紀子



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