講義レポート

つながる、続く、社内起業学

「社内起業学」講義レポート

社内起業学第5期のレポートが届きました。執筆は第2期の卒業生で今回アシスタントを務めた蛭田奈央子さんです。


3回ともお天気に恵まれ、粋場の2階での講義は、毎回暖かい日差しの中でおこなわれました。今日はついに最後の講義。受講生のみなさんが、前回からブラッシュアップした企画を発表します。
13021901まずは先生の講義。印象的だったのは、もう少し検討してみなさいと言われてもあきらめない、ということ。どこが不足してるのかを聞いて、企画書をさらに書き直していく。そのプロセスがとても大事だということ。そして、アイデアの実現に向けては、周りの人の手を借りて、他の人の話に耳を傾け、焦らずじっくり進めていくことが重要になってくるということ。多くの仲間や味方を作ることが、社内起業をするために大切なことなのだと思いました。

そして、いよいよ受講生のみなさんの発表です。スクリーンに資料を映しつつ、みんなの前に出て順番にプレゼンをしていきます。前回漠然としたアイデアだったものが、今回さらに具体的な形になり、企画書もとてもわかりやすいものになっていました。

発表された企画はどれも実現したらすてきだなと思うものばかり。そのキーワードだけあげていくと、村おこし、学び、介護、雇用、エネルギー、無線、コミュニティや場作りなどなど…。これだけ多様な企画が今回の講義で生まれました。みなさんの話を聞いているだけでもすごくおもしろい!また、おもしろいのは、プレゼンの内容はもちろん、前回のレポートで書いた通り、様々な業界、業種、立場の方が集まっているので、思わぬ視点から意見が飛び出し、さらに企画が深まったり発展したりするところ。また、最終回には、先生の呼びかけで卒業生のメンバーも参加できるようになり、次々と意見や感想が、期を越えてかわされていました。

現するまでは簡単ではないかもしれませんが、この講義から生まれた企画がいつか世の中に出るのがとても楽しみです。まだ具体的な企画を出せていない受講生の方もいらっしゃいましたが、この社内起業学の授業がきっかけで、みなさん、何かしようという気持ちがさらに強くなったようです。ただ言われた仕事をするだけではなく、自ら考え、新しい提案をして動いていく、そんな人たちが増えたら会社と仕事はもっと楽しくなるのではないか。みなさんの熱いプレゼンを聞きながらそんなことを考えました。
13021902終了時間を少々オーバーして、濃厚な講義はあっという間に終わりました。講義の後はそのまま粋場で打ち上げです。卒業生も集まり、どんどん盛り上がっていきます。社内起業学では同窓会もちょこちょこ開催されるので、期を越えてつながれるのもこの講義のすごいところ。

5期の社内起業学の講義はこれで終わりですが、みなさんの企画はまだまだこれからも続いていきます。授業が終わっても、先生のアフターフォローも受けられますし、この講義で知り合った方々ともずっとつながっていきます。さびしいけれどなんだか楽しいことが始まっていきそうな、わくわくする最終回でした。「終わってからもつながり、続いていくのが社内起業学。」先生の言葉をお借りして、レポートを締めさせていだきます。ありがとうございました。



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