講義レポート

命・相・卜を知る

「自分軸をつくる占い(初級)」講義レポート

こんにちは、「自分軸をつくる占い」、キュレーターの小酒です。昨年末から始まったこの講義も3期目が始まっています。第二回が終了したところですが、まずは第一回目の授業からレポート。

「自分軸をつくる」と名のついている通り、この講義のテーマは「占いに振り回されないこと」。講義の第一回目は、実際に占いの講義に入る前に、自分のスタンスづくりから始まりました。

なぜ、スタンスづくりから入るのか。それは、占いという新しい情報をインプットする前に、自分のいまの考えを明確にしておかないと、あたかも自分が最初からそう思っていたかのように感じてしまったり、一方で、「そうかな…。どうなのかな…。占いで出ているなら……。」とフラフラしてしまうため。占いはあくまでもツール、決めるのは自分自身、ということを忘れないようにするためです。そこで、この講義の陰の主役、モレスキンが登場。見開きA3の新品のノートを広げ、自己分析をしていきます。自分がどうなりたいのかも忘れずに書き込む。のちのち、一番利いてくるところです。

そして、占い概論がスタート。まずは、占いの種類から。占いには「命・相・卜」と3つの種類があります。たとえば、よく私たちが目にする星占いは「命」にあたります。「命」は字から想像がつく通り、生年月日を使って占うもの。それは、生まれもった変わらないもの。だから、人生など長いスパンで考えたいときに使います。。いわば運命のようなですね。

しかし、運命は過去と今の積み重ねで変わっていくもの。まさにそうしたことを占うのが「相」です。自分の行動や環境から、近い未来を予測していきます。そして、「卜」はもっと短く、そのとき一瞬一瞬の気持ちを反映するもの。占うことの時間軸も短くなります。

ちなみに、この3種類に分けられるものにはすべて理論があり、特別な能力がなくても、その理論を知れば、誰でも観ることができるようになるとのこと。私もキュレーターとしてこの講義に参加するのも3回目。他人のホロスコープを見てもなんとなく分かるようになってきましたよ。占いの種類もわかった、自己分析も終わった、これで占い前の準備はOK!「で、どうなの?占いではどう出てるの??」というはやる気持ちを抱えて、次週の西洋占星術(命)の回へ続きます。



関連する講義


関連するレポート