講義レポート

2日間で自分の暮らしを見つめる

「【GWスペ】丁寧な暮らしをはじめる」講義レポート

こんにちは、キュレーターの岡島です。
自由大学では「ゴールデンウイークは学びのチャンス!」ということでスペシャル講義がいくつか開催されました。「【GWスペ】丁寧な暮らしをはじめる」は「ライフログ道場」「20年履ける靴に育てる」「睡眠学」「インドに学ぶスパイス学(初級)」の4講義のエッセンスが詰まっており、日々の暮らしを多角的に捉えるには絶好の講義でした。まずは前半1日目のレポートです。

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世界で一番知らない自分を記録する
まずは「ライフログ道場」の佐藤教授によるレクチャーからスタートしました。なぜ自分の生活を記録するのか?それは世界で一番知らないのは”自分”だからです。記録をすることで、なりたい自分との差を埋めるヒントを見つけられます。

まず最初に受講生たちは過去1週間の生活を思い出しながら紙に書き出しました。その中で一番時間のかかっている事を見つけ、その部分を効率化すれば自分の時間を作り出せる、と佐藤教授は言います。ワークを終えた受講生は、意思に反して無駄に過ごしてしまっている時間を見つけてショックを受けているようでしたが、問題が明確になったのでやる気が起きているようでした。そして、自分に合ったアプリやノートなどを活用して1ヶ月続けてみることにしました。

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革靴の内かかとは “うなじ”と一緒
第2回は「20年履ける靴に育てる」の明石教授に革靴の”鏡面磨き”を教えて頂きました。受講生には革靴を1足持って来てもらいました。正直、靴磨きを経験してもらうまで、なぜ革靴を持ってくるように言われたのか疑問を持たれた受講生もいるようでした。しかし、明石教授のスタイリッシュなブラシ裁きを見て、一気に靴磨きの世界に引き込まれました。

布を指に巻き、仕事のときの勝負靴やデザインに惹かれて購入した靴など持ち寄った靴を”鏡面磨き”しました。黙々と靴磨きに没頭した後、元気なさそうに見えた靴が、新品時のキラキラ光る鏡のような輝きを取り戻していました。お手入れ次第で手持ちの靴が蘇ったのを経験して、お気に入りのものと長く付き合うヒントを見つけられたのではないでしょうか。明石教授によると、つま先やかかと、側面など光り方に変化をつけるのがオシャレなのだそうです。靴磨きは奥が深いんですね。

睡眠学」「インドに学ぶスパイス学」は、レポート後半へ続きます。



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